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  • [Business] フレームワーク: 「戦略」とは – 存在意義→方針→戦略→戦術、と具体かしていく  [2020/08/13]

    [Business] フレームワーク: 「戦略」とは – 存在意義→方針→戦略→戦術、と具体かしていく [2020/08/13]

    戦略

    戦略とは、古来の戦争における戦い方を意味しており、著名な賢者が研究を重ねてきました。目的(ビジョン)達成のための手段です。

    戦略を具体化したものが、戦略です。戦略は、方針が立てられてから練られます。方針の上にも、その存在意義を明確に示すような、考え抜かれた概念を持つこともあります。それは、存在意義といえばいいかも知れません。企業では、その企業の存在意義、個人であれば、その個人の存在意義です。自ら考えることが大事です。

    戦略のポジション

    • 存在意義 → 方針 → 戦略 → 戦術
    • 存在意義 : 上位概念なので、抽象的で幅広く表現する。「お客様のために~を提供する」
    • 方針 : 少し具体化する
    • 戦略 : これを作成するには、沢山の先人たちのフレームワークがあります。
    • 戦術 : 戦略を具体化

    戦略を作る・策定する目的は何か。

    • 戦うべき相手を知り、環境と自力を踏まえて、戦い方を塾考し作成した成果物を、「戦略」と定義できる
    • 自力とは、自分自身の能力、会社の組織形態/能力、である

    戦略を策定するために、古今東西でいろいろなフレームワークが考案されています。戦略を策定するとは、温故知新が必要です。

    • 孫氏の兵法
      • 敵を知り己を知れば百戦危うべからず
    • クラウゼビッツの戦略論
      • 一点突破

    ビジネスへの応用

    もともと戦略は、古今東西の戦争論です。ビジネスへの応用では、著名な学者が基本理論を考案してきました。

    • アンゾフ
    • チャンドラー
    • P.F. ドラッカー
    • コトラー
    • M. ポーター

    フレームワーク

    SWOT

    基本的なフロームワークとして、環境、自分の2軸で考案された、SWOT分析が有名です。横軸に強みS、弱みWを、縦軸に機械O、脅威Tを配置して4象限で描画します。

    • 強み (Strengths)
    • 弱み (Weaknesses)
    • 機会 (Opportunities)
    • 脅威 (Threats)

    分析の仕方は、各交点の戦い方を塾考していきます。

    例えば、

    1. 交点(S/O)では、強みを機会に活かす
    2. 交点(S/T)では、強みを脅威に対応させる
    3. 交点(W/O)では、弱みを補強・克服して機会に適応する
    4. 交点(W/T)では、弱みの克服はしない

    ファイブフォース分析

    現状の環境分析として、(1) 自社・競合を含めた「競争環境」、そこに、同製品・同サービスに関わる (2)売り手(製造メーカー、サプライヤー、卸)、(3)買い手(直接の顧客、自己がメーカーの場合では卸やB2Cの直接的な顧客)、また、同製品・同サービスが現存するもので代替される場合の(4)代替品(技術革新によって思いもしない新製品も含む)、最後に現状の競争環境に現れる企業を(5)新規参入として、「競争環境」を現状分析及び未来分析する。

    図的には、(1)競争環境を中心に、周りの環境としての(2)から(5)が関わっている図となる。

    1. 競争環境(現状)
    2. 売り手(現状)
    3. 買い手(現状)
    4. 代替品(現存・未来)
    5. 新規参入(未来)

    競争優位の戦略

    M. ポーターの競争優位とは、1つの軸には、(1)コスト、(2)差別化が基本である。もう1つの軸には、集中について、する/しないで戦略を区別する。

    コストリーダーシップ

    コスト低減化の戦略を、特にコストリーダーシップという。いかなる組み合わせでも良いが、基本的には、組み合わせが増えるほど、そのオペレーションは増大し戦略の意味が薄れてくる。戦略とは、何かを捨てることにあるからである。

    差別化

    コスト以外の差別化をいう。サービス、品質、機能、技術力、などについて、どれを前面に出すかである。

    集中

    集中とは、自己視点ではない、顧客への差別化と言える。目的の顧客を顧客層に絞り、中高年をターゲットにしたり、地理的なロケーションを絞ったりして、自己の領域を定め集中する。

    まとめ

    戦略の策定について、至って表面的な分析手法を紹介した。その心を知るには、更に深堀りの戦略策定を行う事も必要である。

    それは、戦術よりの分析も必要となるという事である。具体的には、組織構造や、組織と戦略との関わりとしての組織が先か戦略が先かの議論も必要になる(チャンドラー, 組織は戦略に従う、アンゾフ, 戦略は組織に従う)。7S分析、QCD, 商業的な分析では、AIDMA分析などの人間の情緒も扱うフレームワークなど、他種、多様のフレームワークがあり、分析をプラットフォームして進めることも必要になってくる。

    編集履歴
    2020/08/13 Mr.HARIKIRI
  • [Business] フレームワーク – 現状分析 –  課題解決は現状分析から始めてギャップ分析にり課題設定、アクションプランへ [2022/03/13]

    [Business] フレームワーク – 現状分析 – 課題解決は現状分析から始めてギャップ分析にり課題設定、アクションプランへ [2022/03/13]

    現状分析

    問題が生じて、それを解決するには、まず、現状を把握しなければならない。現状分析とは、前提条件は何かのかを知ることです。その後、現状について内容を吟味・分析し、根本原因の把握、その後、課題の抽出、課題の解決のための具体策、その実行と順序を踏んで進んでいく。

    基本的には、PDCAを回すことになる。PDCAサイクルは、いかなる活動においても、無意識/意識的を問わず実施されている。

    PDCAサイクル

    • P : Plan
    • D : Do
    • C : Check
    • A : Action

    具体的な問題の発生とその解決までの活動

    以下の「問題解決活動」において、自らの活動にあたる項目2から5は、日々の会社経営でも、人生においても、基本的に異なることはない。どの項目の活動であっても共通する大事な認識は、PCDAサイクルは回す必要性があるということである。

    2の「現状の把握」では、把握について、把握の仕方をPlan、把握をDo, 把握(の状況)をCheckおよび不備があれば、把握の仕方を修正するAction、というようにPDCAに当てはめることができる。このサイクルを回すことで、把握という活動が精緻な活動になっていく。

    もう一つ例を取り上げる。5の「課題の実行」では、問題解決策をPlan, 策のDo, 実行の結果のCheck、および実行策に不具合があれば、その修正としてAction、というようにPDCAに当てはめることができる。

    問題解決活動

    1. 問題の発生
    2. 現状の把握と分析
    3. 問題の根本原因の理解
    4. 根本原因を解決するために必要な課題の抽出
    5. 課題(問題解消策)の実行(アクション)

    現状分析のフレームワーク

    何を現状分析したいかによって、いろいろなフレームワークが存在する。

    1. 内部・外部で把握

    自分とその環境の視点で現状分析するには、SWOT分析がある。SWを内部要因、OTを外部要因に分解する。

    外部要因の場合は、その対策は協力、戦闘、内部要因の調整が主となることとは全く異なる。打つ手の種類が異なる。

    更に、現状把握のもう一つの分解は、自分の弱みにあたるか、強みにあたるか、で分ける。

    これをSWOT分析という。打てる策が身の丈に合っているか、実現可能性を評価するためのツールとなる。

    弱みにあたる問題に関する課題には、適当にこなして大きな問題にならないように維持するか、逃走も一つの選択肢だ。

    強みにあたる問題に関する課題には、その強みを最大限に使って勝ちにいく。決して負けは許されない。

    by はりきり(Mr)
    2020/02/13 文言整備

    ギャプ分析

    自分(達)が設定した目標と現状分析の結果から得られた現状との差、すなわちギャップについて分析を行います。そのギャップは、「問題」とも言い換えることができます。

    課題への押し込み

    その問題(ギャップ)に対して、解決(差の解決)することが、今後の活動となります。その活動を行うにあたり、障害となることが「課題」ということになります。課題を解決すること、その結果、すなわち問題の解決、ギャップを埋めることになるのです。このように、根拠に基づいて次の活動を決めていきます。

    課題とアクションプラン

    見出された課題を解決することが、問題の解決につながってゆきます。課題は、複数存在するはずです。全部の課題を解説できれば、問題の解決が達成されます。全ての課題に対するアクションプラン(行動)を設定し、計画に落とし込み実行して行きます。詳細に課題を設定することで、実行日数の正確性が高まり、スケジューリングが意味を持ってきます。このスケジュールに従い実行することで、計画通りに問題の解決が達成されるのです。

    編集履歴

    2019/11/10, Mr. Harikiri
    2022/03/12,追記(ギャップ分析、課題とアクションプランなどについて)