はじめに
この記事は、2020/01当時の古い情報です。プラグインをインストールする前にはバックアップを取っておく必要があることの戒めとして当時の記録として以下に残しています。
前回までに、(0)「Autoptimize Ver. 2.6.1」プラグイン(CSS, JavaScript, HTMLの最適化)をペースとして、(1)キャッシュ・プラグイン、(2)画像遅延ローダー・プラグイン、(3)画像最適化・プラグイン、およびFlying Analyticsでとりあえずの最適化を完了した。
今回は、「Autoptimize Ver. 2.6.1」プラグインの代替プラグインとして「PhastPress Ver. 1.33」を試してみた。
システム構成
Synology NAS
- 2020/07現在
- DS920+ (DS918+からWordPressを載せ替え, 2020/07)
- Disk Station Manager, Version 6.2.3-25426 Update 2 (2020/09/16現在)
WordPress
- Version : 5.5.1-ja
- Theme : Twenty Twenty
- Editor : Gutenberg (標準エディタ)
方法
- 「Updraftplus Ver. 1.16.21」プラグインで、全てをバックアップ。以下の種類がバックアップされる
- プラグイン
- テーマ
- アップロード
- その他
- データベース
- 「PhastPress」プラグインをインストール、有効化
- なにも設定せず、PageSpeed Insightsで速度スコアを測定
- 1回目 : 40
- 2回目 : 45
- 3回目 : 56
- 50代のスコアに喜ぶ
- Safariでブラウズ
- あるはずの画像が1つもない
- 画像はリンクを貼っていたので、タップすると→画像が現れた
- 画像が無いため、その分のスピードが速くなったものと解釈
- 投稿をエディタで確認
- 画像は表示されている
- 元に戻すことにした
- 「Updraftplus」プラグインで復元
- まず、プラグイン、テーマの2つを復元。1分以内で完了
- Safariでブラウズ→画像が見えない
- 更に、アップロード、その他の2つを復元。1分以内で完了
- Safariでブラウズ→まだ、画像は見えない
- 最後に、データベースを復元。1分以内で完了
- Sarariでブラウズ→アイキャッチゃ画像、記事内の画像、最近の投稿に付属の小さい画像の全てが見えるように復元できた
- スコア確認: やはり50代には乗らない
- 1回目 : 37
- 2回目 : 46
- 3回目 : 47
- 1つバグがあれば、多数のバグがあると考えられる。もう少し熟成するまで「PhastPress (現バージョン 1.33」は使用しないこととした。
結論(教訓)
- クリティカルな影響を及ぼすと考えられる機能のプラグインは、あまり若いVersionは危険であると承知すべし。
- 「UpdraftPlus Ver.1.16.21」プラグインのバックアップと復元機能は、正常であることが確認できた。
2020/01/29 ばりきり(Mr)
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編集履歴
2020/01/29, Mr.Harikiri