タグ: HIC

  • [用語] HIC ; Hydrophobic Interaction Chromatography ; 疎水クロマトグラフィ

    [用語] HIC ; Hydrophobic Interaction Chromatography ; 疎水クロマトグラフィ

    HIC

    HIC ; Hydrophobic Interaction Chromatography; 疎水性クロマトグラフィー、一般的には、AEX, CEXより分離精製能力は高いものの、レジン当たりの吸着量が低いため生産効率が高くない.この性質を持つHICを分析法として採用することは問題ないが,タンパク質製造においては生産効率としては問題である.

    一般的に最初の精製カラムに使用するレジンとしては,生産性の点からHICは採用しない方が良い.

    コマーシャルを前提にすれば

    コマーシャル製造を前提にすると,カラム精製の一段目には,吸着容量が大きいモードを選ぶ必要があり,二段目,三段目のカラム精製に使用するレジンは,しれにつれて吸着容量が低くなるレジンを選定することができればコスト面で理想的である.なぜなら,精製段階での回収率は100%ではなく,回収量が段階を経る都度,低下していくためである.

    編集履歴

    2020/12/18, Mr.Harikiri
    2023/10/16, 追記(コマーシャル製造の場合のレジンの選択ポイント)

  • [用語] AEX : Anion Exchange [2023/10/18]

    [用語] AEX : Anion Exchange [2023/10/18]

    AEX

    AEXは,バイオ医薬品の製造に使用するために,陰イオン交換隊を精製基材である.AEX chromatographyは,AEXを使用した液体クロマトグラフィである.

    AEX; Anion Exchange, Anion Exchange (Chromatography)を指す. 陰イオン交換. バイオロジクスの精製においては、核酸DNAやウイルス及び,その他の負電荷である不純物の吸着除去を目的に使用される。

    その他精製機材とクロマトグラフィ

    1. CEX : Cation Exchange – CEX chromatography
    2. HIC : Hydorphobic Interaction (HI) – HIC chromatography
    3. Affinity : Affinity Chromatography (Protein A chromatography)
    4. Multi modal : Multi Modal Chromatography

    編集履歴

    2020/12/14, Mr.Harikiri
    2023/10/18, 追記(その精製基材とクロマトグラフィ)