はじめに
WindowsでWordPressを少し本格的に管理したり表示の具合をCSSを編集して見栄えの良いページにしたりするには、エディタは選んだ方が良いでしょう。
WordPressでは、PHP言語でプログラム、設定が書かれています。PHPに対応するエディタであれば、構文などを色分けしたり、インデントしたりを自動でしてくれます。
Windows環境でのWordPressの管理には、エディタとしてEmEditorをインストールしておいた方がよいということをお世話になっているプロガーさんの記事から知りました。
EmEditorをWindowsにインストール
Windowsの検索窓からEmEditorと入力して,MSストアに行きEmEditorをインストールします.
個人で使用する場合は,観音寺さんがホームページ記事を書いているようにダウングレードすればサブスクリプション費用をかけずに無料で使用可能となるようです.この情報は、少し古い(2019/07現在)ので、ダウングレードがまだ可能かは不明です。
プロのプログラマーでない限り,ダウングレード版で十分.
WordPressのバックアップ
WordPressのバージョンアップを行う前は,バクアップは是非行っておいたほうがよい.
ソフトウェアはバグが付き物です.サイトを引っ越しするときにも役立つ.
Synology NASを使用しているのであれば,wwwディレクトリにwordpressフォルダがあるので,そのフォルダ全体をNASの外付けHDDやネットを介してPCにコピーすればいい.
ルートのフォルダ名は、通常”wordpress”となっているが、他の名前に変更して”blog”などにしている場合は,それのフォルダーまるごとをコピーする.
バックアップの方法
NASのシステム、Windows、およびNASのWordPressのプラグインからバックアップする方法の3種類があります。
- Synology NAS DSMからバックアップ
- Windowsから共有フォルダとしてWindowsに接続のHDDにバックアップ
- NASにインストールしたWordPressの拡張機能としてインストールしたプラグインからバックアップ
Hyper Backupでファイルをバックアップ
この方法は、NASのシステムからバックアップする方法です。
- コントロールパネル -> 外部デバイス : USB Diskがマウントされていることを確認する。NASのHDDとは個別の扱いとなる。
- パッケージセンターからインストールしたHyper Backupを起動する
- 最初の起動ではウィザードが起動するが、2回目以降は、”➕“によりバックアップメソッドを作成する
- “➕” -> データバックアップタスク – ローカル フォルダ&USB ->”次” -> “マトンウトしたHDDを選択、作るフォルダ名の設定” -> “次” -> “web”選択 -> “次” -> “Web Station”選択 -> “次” -> “パックアップスケジュール”をとりあえず無効 -> “次” -> ローテーション設定なし -> “適用”
- 今すぐパックアップ -> マウントしたHDDに作るフォルダ名+”hbk”というフォルダができる
以上のHyper Backupによるバックアップの詳細は、以下の記事もご覧ください。
WindowsのRobocopyでファイルをパックアップ
この方法は、Windowsのrobodopyというロバストネスを誇るコピーツールでバックアップする方法です。
- robocopyの場合,WindowsのHomeエディションよりも上のエディションでは,ロバストなコピーツールが使える
- この場合だと、NAS上のWordpressはLinuxのファイルシステムになっているので、属性をそのままパックアップできているのかよくわからない。今後調査する必要がある。
robocopy.exe \\NAS\web\wordpress c:\desktop\wordpress *.* /E /FFT /W:1 /R:3 /LOG:.\log.txt |
*.* : すべてのファイルを対象 (オプション)
残りのオプションは,robocopy.exeの説明を参照のこと.
プラグインからバックアップ
WordPressのプラグインを使うのも良い法法です。その方がミスもなく安全です。以下の記事もご覧ください。
この方法は、WordPress全体、データベース単独など、色々と選択してバックアップがの可能です。
- Synology NASのデータベースのバックアップの場合、MariaDB 10のデータベースのテーブルに保管されているので,そのテーブルをエクスポートしてバックアップしておく.
WordPressで使用するMariaDBにおけるユーザー名の確認方法
- wp-config.phpファイルをEmEditorで開き,sqlで検索してみる.”データベースのユーザー名”と”データベースのパスワード”を確認できるはずです.
編集履歴
2019/07/12 Hr.Harikiri 2021/11/03, 記載整備