裸族のカプセルホテルVer.2
センチュリー 独立電源スイッチ搭載 USB3.0接続 3.5インチSATA-HDD ケース 「裸族のカプセルホテルVer.2」 CRCH35U3IS2。
ランサムウェアに対する最大の防御は、最大限の危機管理としてのマルチバージョン・バックアップが当然に有効的です。
もしも、ランサムウェアに感染して重要なデータから締め出された場合、バックアップから復元できれば、その損害は、最小限に抑えることができます。
しかし、個人的でそこまでできませんよね。
マルチバージョン・バックアップとは、バックアップの方法・ツールを変えたバックアップ手法です。その中でもスナップショットは、結構有効のようなので、以下、調査してその有効性の理解とバックアップの仕方についてまとめました。
設定するマシンは、「DS918+」です。
DS918+は、CPU:Celeron 4 core, 読み書きともに高速、ハードウェア暗号化、4ベイを拡張ユニットDX517 (5ベイ)により9ベイまでHDDを追加可能。
私も正に、データを人質に取られて身代金を要求されたたという、卑近な事例を知っています。
世界で普及しているOSであれば、ランサムウェアは必ず存在しています。Windows然り、Linux系然りです。
ランサムウェア(Ransamware)の一連の挙動
予防対策とは、セキュリティソフトによる予防になります。セキュリティソフトは、ランサムウェアなどウイルス、マルウェアの検知を主たる機能としています。
その検知方式は2つあり,ウイルスよりも高度にプログラムされているランサムウェアには,「パターンファイル」による検知では検出率は低いため、「ふるまい検知」が効果的であると言われています.
参考1
https://www.cybersecurity.co.jp/
CYBER SECURITYより
blog~ランサムウェア対策
Synology(参考2)は、PCのデータの復旧対策として、マルチバージョン・バックアップを提案しています。この提案は、費用がかかる提案であって、個人では、なかなかてを出せません。
参考2
https://www.synology.com/ja-jp/solution/ransomware
暗号化ベースのランサムウェアからの防御
CYBER SECURITYのblog(参考1)は、スナップショットを提案しています。スナップショットは、短い間隔のバックアップを繰り返します。
バックアップ対象は、変更のあったファイルなので、フルバックアップとは異なり必要なディスクスペースは少なくて済みます。
blogの提案では、スナップショットの保管先は、別のアクセス権限にすることが示されています。
Synology NASには、パッケージセンターからフルバックアップとスナップショット機能をインストールして追加できます。
フルバックアップとスナップショット及び「独立電源スイッチ付きの4スロットHDDケース」を組み合わせて、バックアップを運用すれば、マルチバージョン・バックアップに近い復旧対策になります。
フルバックアップとスナップショットの併用で、マルチバージョン・バックアップへより近づけるためには、以下の考慮事項も必要になりますが、運用しながら必要に応じて構築を進めます。
フルバックアップとスナップショットが同時にランサムウェアの餌食にならないようにすること
2020/03/28 はりきり(Mr)