ウインザー
イギリスのウインザー(Windsor)は、皇室が滞在するお城(Windsor Castle)がある観光地です。4月21日のエリザベス女王(2世)の誕生日には、毎回、この城で祝賀会が行われます。その日は、城門前のホテルは、絶好のポイントらしく、イギリスのテレビ局が牛耳っているのを見たことがあります。今回は、その話ではなく、The Long Walkの先にあるジョージ3世の騎馬像まで歩いた話です。
イギリスのロンドンから西に40Kmあるウインザーには、ウィンザー城があり、ロンドンとウインザーの中間にヒースロー国際空港があります。城の隣にはWindsor Great Parkがあり、それを1本貫くようにThe Long Walkとという真っ直ぐに伸びた道は、ウインザー城から往復2時間、George 3世の騎馬像まで続いています。
ウィンザー城
数年前にイギリス (UK)に長期滞在した時に利用した宿泊地は、ウィンザー(Windsor)でした。
ロンドンからは列車を乗り継ぎますが、1時間弱で到着できたと思います。
ウィンザー駅をでると西洋風の商店街が300m程度続き、少し進むとウィンザー城の城門が見えてきます。
入場料は1500ポンド程度でした。イギリスではユーロは使えません.(注; 2021/03現在、ウインザー城はコロナ禍で閉館しています)
The Royal Adelaide Hotel
ウィンザー・ステーションから「The Royal Adelaide Hotel」には、徒歩で10分で到着します。この辺りは、高級住宅街です。裏通りを行けば、一軒一軒のお家を横目にして楽しんでいる内に辿り着きます。
ウィンザー・ステーションからウィンザー城へは、5分で行けます。更に、兵舎を右に見ながら通りすぎで、5分程んでThe Royal Adelaide Hotelに着きます。
The Long Walkから、3階建てのThe Royal Adelaide Hotelを見ることができます( 写真(1) )。
写真(1)の右方向を行けば、兵舎があります。そのまま更に進めば、ウィンザー城があります。写真(1)のアングルのまま、ポジションを後退していくと、ウィンザー城敷地にある「Windsor Great Park」に入ります。そこからホテルの写真を撮ったのが、写真(2)です。Windsor Great Parkには、Windsor城の城門から「The Long Walk」とい真っ直ぐな道が敷かれています
The Royal Adelaide Hotelの1Fには受付(Recieption)とダイニング、調理場、ロビーおよび小パーティーが開けそうな広間などがあります。下の写真は、ロビーです。
ホテルの前を走る道を挟んで3階建てのアパートがあります。アパートといっても高級なやつで、3F建てです。
そのアパートの奥には、アパートの庭になっているのですが、ウィンザー城の庭(Windsor Great park, そこから長く続く道をLong Walkといいます)とつながています。仕切りは、簡単な柵です。柵がなければ、地続きになっていて、どのような所有権になっているのか疑問になります。
ホテルの前の道は、車道ですが、馬車も走ります。
Windsor Great Park
先程述べた庭と言うのが、芝生の公園のWindsor Great Parkです。Windsorの庭を一般に公開しています。
休日にはイベントが行われていたりします.観光地ですからね.僕が滞在した時は,クラシックカーが集合するイベントがありました.このイベントもネット検索してみると、何度か行われているようです。
The Long Walk
Windsor Great Parkには城の裏門があり、そこから真っ直ぐに南に延びるThe Long Walkがあります。道は、左右が芝生と植樹、中央はアスファルです。とにかく、真っ直ぐ南に向かっています。
ジョージ3世像
真っ直ぐに南に伸びるThe Long Walkの行き着く先には、城の裏門から肉眼でも見ることができます。
では、歩いて行きましょう
夏の夕方5時頃、ウインザー城が遠くに見えます。
ウインザー城の反対側、向こうの方にみえるのが、George 3世の騎馬像です(下の写真)。
George 3世の像まで、かなり緩やかですが登り勾配になっているため、よく見えます。象を建てた狙いが、よく見えることにあるとも考えられますね。
下の写真では、騎馬像は写っていますが、人の目ではもう薄暗くて足と元よく見えないくらい日が暮れています。
Long Walkは、途中公道を横切りますが、正に一本道です.迷わず行けます。George 3世はいつも目の前にあります。
でも、歩けど歩けどなかなか到着しません。しまいにはあたりは真っ暗になりまた。
侮ってはいけなかった
もう、目前に騎馬像はあります。目の前を阻む小高い丘の上に騎馬像はあります。足元はもう見えません。
ここまできて、この小高い丘の登頂をあきらめることにしました。日没してしまい、ウィンザー城の方角には、灯りがぼんやり見えるのみです。
明日、朝からからの出直しを誓い、暗い夜道を引き返したのでした。
リベンジ
翌日は、早朝からリベンジです。
往復一直線で道草をしないと約2時間弱程度です。
日本では殆ど見かけない風景の中、良い経験でした。イギリスは地震がありません。
地震がないということは小高い丘はあったとしても、山はほとんど無いのです。山の存在は地殻活動の存在を意味します。
途中振り返ってウィンザー城の方角を見ると、皆さんも同じ方角を目指しているようです。
The Long Walkは途中、車道が交差しています。日本の様に横断歩道は無いので、左右を注意深く確認して渡りました。
季節は、夏。ある年の8月の空と雲でした。
とうとう、つきました。いい季節です。ポッカリ雲からもわかるように、無風です。気候は最高です。
ジョージ3世
良い旅でしたo^^o
皆さんも機会があれば、是非行ってみてはどうですか。イギリスは、優しい人ばかりでした。
編集履歴
2019/05/06 Mr.HARIKIRI 2020/02/27 盛り付け 2020/04/14 詳細説明を追加 2021/01/17 文言整備 2021/03/19 写真説明を詳細化、抜粋設定、メタディスクリプション設定、エリザベス2世のwikipediaリンク設定