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  • [Bio-Equi] Viresolve – ウイルス除去フィルター – Merck Millipore  [2020/09/19]

    [Bio-Equi] Viresolve – ウイルス除去フィルター – Merck Millipore [2020/09/19]

    Viresolve® Proソリューション

    Cross Flowタイプのウイルス除去フィルター

    チョイス

    実績で選ぶなら、AsahiKASEIのPlanovaシリーズ、処理効率で選ぶならMerck MilliporeのViresolveシリーズです。Viresolveでは、Cross Flowタイプであるため、デッドエンドろ過のPlanovaシリーズより5~10倍の処理時間短縮が図れます。

    • Planovaシリーズは、実績、コスト
    • Viresovleシリーズは、効率性
    viresolve

    Viresolve® Proソリューション

    https://www.merckmillipore.com/INTERSHOP/web/WFS/Merck-JP-Site/ja_JP/-/JPY/ShowDocument-Pronet?id=201306.4952

    Viresolve® Pro Virusろ過ソリューション

    https://www.merckmillipore.com/JP/ja/20140219_170502

    関連

    編集履歴
    2020/03/06 Mr.HARIKIRI
  • [Gene Therapy] Valrox –  血友病Aの遺伝子治療法薬として世界で初めて市販なるか – 200~300万ドルを予定 [2020/06/22]

    [Gene Therapy] Valrox – 血友病Aの遺伝子治療法薬として世界で初めて市販なるか – 200~300万ドルを予定 [2020/06/22]

    ID23142

    Valrox

    Valroxは、アメリカのBIOMARIN社が開発した血友病Aに対するrAAV(遺伝子組換えAAVベクター)を使用する遺伝子治療薬です。

    遺伝子治療薬は、1回の治療で症状が改善または完治することを前提にしている治療薬です。

    臨床試験では良好な成績を得て、今年、当局の承認を得そうです。現在、同様の遺伝子治療薬として、ROCHE-SPARKも臨床試験を継続しています。

    BIOMARINは、Valroxの価格を200~300万ドルを想定していると言っているようです。

    世界で最初に当局に承認されたrAAVを使用する遺伝子治療薬は、2019に承認されたZolgensmaという脊髄性筋萎縮症の治療薬ですが、その価格は、2億1,250万ドルです。日本では、2020/05/20に薬価収載され1億6707万7222円になりました。

    詳しい価格設定のスキームは理解していませんが、日本では、薬の価格は当局が一定の算定基準により決めますが、このような他に類を見ない医薬品は原価積み上げ方式で設定されます。アメリカなど外国では、企業が価格を設定しているようですが、詳細は把握していません。

    Valrox, Potential Hemophilia A Gene Therapy, May Cost Up to $3 Million, BioMarin Says (2020/01/20)

    https://hemophilianewstoday.com/2020/01/20/biomarin-weighing-2-million-to-3-million-price-for-valrox-hemophilia-a-gene-therapy/

    編集履歴

    2020/06/11 はりきり(Mr)
    2020/06/22 追記 (Zolgensmaの薬価)
  • [Bio-Lab] Nalgene® メディアボトル、スタイル2019 [2020/09/19]

    [Bio-Lab] Nalgene® メディアボトル、スタイル2019 [2020/09/19]

    ラボ製品

    メディアボトル

    タンパク質精製工程の途中で得られるサンプルの保管に使用する。

    nalgen

    Nalgene® メディアボトル、スタイル2019

    https://www.sigmaaldrich.com/catalog/product/sigma/z768677?lang=ja&region=JP&gclid=Cj0KCQjwlN32BRCCARIsADZ-J4uUgPNvxIgdO4AA6T9v5pnJ2oy2hyH17Ly-Yfg6E6mvsh2da9Lp90kaAvnNEALw_wcB
  • 新型コロナワクチン開発、日本はどうする?[2020/06/07]

    新型コロナワクチン開発、日本はどうする?[2020/06/07]

    GDPの1位と2位は先行

    国の豊さを知る指標としてGDPがある。2018年のGDPは、アメリカが2220兆円、中国が1443兆円、日本は、536兆円であるsource。人口は、それぞれ、3.29億人、14.3億人、1.27億人であるwiki

    アメリカのと中国のGDPは、世界1位と2位であり、それぞれの国のベンチャー企業である、ModernaとCanSinoは、新型コロナウイルスのmRNAワクチン開発でフロントランナーとして駆けている。

    Modernaは、2020/04/16, Biomedical Advanced Research and Development Authority (BARDA, 米国生物医学先端研究開発局)から最高4億8,300万ドル (約500億円)助成金の供給が決まっており、商用製造を見据えたパートナーとしてCMOの優であるLonzaと提携したことも発表されている。資金は潤沢、用意は万全のようだ。

    一方、CanSinoは、アメリカの企業である製剤処方の技術を持つPrecision NanoSystemsとの提携を発表している。CanSinoは、自社のmRNA技術、Precision NanoSystemsは、mRNAの製剤技術であるLNP(脂質なの粒子)組成開発能力と自動製造システムを、それぞれ持ち寄り臨床試験を進めている。CanSinoのマーケットは、日本を除くアジア圏、Precision NanoSystemsは、その他の国々の権利を有する。

    Moderna、CanSinoは、それぞれ、2020/03に新型コロナウイルス・ワクチンの臨床試験に入っている。

    さて、日本では、どれだけのベンチャー、技術に助成できるのか?

    2016年、武田製薬は、2016年にジカ熱の治療薬開発にBARDAから3億1200万円(337億円)の助成を受けると発表しているsource

    日本のベンチャー企業からすれば、投資をしてほしいのだか、日本政府としては、それだけの技術があるのかが心配であろう。その場合、技術の目利きが無いと投資は出来ないか、小額になっていまうのが関の山だ。しかし、そもそも、開発資金がないと技術の磨き上げはできない。鶏と卵であるが、最終的には、資金提供者がリスクを負うべきと考える。

    編集履歴

    2020/06/07 はりきり(Mr)
  • [Bio-Equip] – Univessel Glass  [2020/09/19]

    [Bio-Equip] – Univessel Glass [2020/09/19]

    Sartoriusのガラス培養装置

    • 1L, 2L, 5L and 10L
    • 洗浄が容易
    • 容易なハンドリング
    • 軽量化
    • ジャケット無し
    • 2重ジャケット

    UniVessel Glass

    sartorius stedim biotech

    https://www.sartorius.com/download/10340/6/broch-univesselglass-sbi1554-j-data.pdf
    編集履歴
    2020/06/20 はりきり(Mr)
  • [抗体医薬] イラリス; Canakinumab – 高IgD血症として知られている難病治療薬 by Novartis/中外 [2020/06/23]

    [抗体医薬] イラリス; Canakinumab – 高IgD血症として知られている難病治療薬 by Novartis/中外 [2020/06/23]

    最初に

    高IgD症候群(Hyper IgD Syndrome:HIDS)は、別名メバロン酸キナーゼ欠損症(Mevalonate Kinase Deficiency:MKD)とも言い、コレステロール生合成経路に関わるメバロン酸キナーゼ(MVK)の活性低下により発症する周期性発熱症候群である。血清IgDが高値である症例が多いことで命名がなされているが、本邦での初診時にIgDの上昇を認めないことが多い。

    Novartisは、IL-1βを標的とした抗体医薬イラリス;canakunumabを持っており、適応症を多数に拡大している。

    編集履歴
    2020/06/23 はりきり(Mr)

    適応症

    • 以下のクリオピリン関連周期性症候群
      • 家族性寒冷自己炎症症候群
      • マックル・ウェルズ症候群
      • 新生児期発症多臓器系炎症性疾患
    • 高IgD症候群(メバロン酸キナーゼ欠損症)
    • TNF受容体関連周期性症候群
    • 既存治療で効果不十分な下記疾患
      • 家族性地中海熱
      • 全身型若年性特発性関節炎

    臨床試験以外の薬理活性など

    • IL-1βに結合(解離定数:40pM)することで、受容体に結合した場合のシグナルを抑制する
    • IL-1β刺激による皮膚線維芽細胞からのIL-6産生を抑制
    • IL-1β刺激による黒色主細胞におげるIL-8のプロモーター活性を抑制
    • IL-1βで誘発されるマウス関節空気嚢への好中球浸潤を抑制
    • IL-1βで誘発されるラットの発熱を抑制

    高IgD症候群(指定難病267)

    https://www.nanbyou.or.jp/entry/4751

    イラリス皮下注射液150mg – Novaritisサイト – より

    https://drs-net.novartis.co.jp/siteassets/common/pdf/ila/pi/pi_ila_t_202004.pdf
  • [Bio-Equi] Sterile Filter – Merck Millipore [2020/09/19]

    [Bio-Equi] Sterile Filter – Merck Millipore [2020/09/19]

    MerckMillipore Sterile Filter

    Labスケールでは、小型のOpticapやMillipacを使用します。

    • Merck site
    • 種類
      • Durapore 01 μm & 0.22μm filters
      • Multilayer Durapore 0.45μm/0.22μm
      • Durapore Multimedia Filtees
      • Durapore CBR 0.1μm & 0.2μm
      • Charged Urepore 0.22μm membrane filters
    • Format
      • Cartridge : 専用のハウジングが必要
      • Capsules :
      • OptiScale Capsule
      • Opticap
      • Millipak
    • ジョイント
      • フェルール
      • シリコンチュープ
  • [Bio-Equi] TFF System – Cogent – MerckMillipore [2020/09/19]

    [Bio-Equi] TFF System – Cogent – MerckMillipore [2020/09/19]

    MerckMillipore TFF System

    Cogent

    タンジェンシャル・フロー・フィルトレーションによるバッファー置換と濃縮を行う機材

    • 種類
      • Cognet M1 TFF system source
        • 運転容量 : 300mL最小
        • Bench top
        • 300mL ~ 100L
      • Cogent μScale TFF system source
        • 運転容量 : 16mL最小
        • Pellicon 3 (88 cm2 cassette, maximum 264 cm2)
        • PelliconXL 50(150cm2 maximum)

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    気になる企業 MerckMillipore – ろ過膜の総合メーカー [2020/06/26]

    気になる企業 MerckMillipore – ろ過膜の総合メーカー [2020/06/26] はコメントを受け付けていません
    編集履歴
    2020/06/26 Mr.HARIKIRI
  • [Bio-Equi] Depth Filter – MerckMillipore [2020/09/19]

    [Bio-Equi] Depth Filter – MerckMillipore [2020/09/19]

    MerckMillipore Depth Filter

    培養終了後の培養液の清澄ろ過、クロマトグラティのロードサンプルろ過によるカラム劣化の保護、など工程間のろ過に使用します。

    • Merck site
    • 種類
      • Pre-treated feed
        • Clarisolve gardes
        • 60HX : 60μm, Cationic polymer flocculants
        • 40MS : 40μm, Cationic Polymers such as pDADMAC
        • 20MS : 20μm, Acid Precipitation
      • Millistak+ HC grades with diatomaceous earth and cellulose
      • Millistak+ HC Pro grades with polyacrylic fiber and silica(synthetic)
      • Millistak+ grades with diatomaceous earth
      • Millistak+ grades with cellulose only
      • Millistak+ grades with activated carbon
        • CR40 : Removal of color, contaminants, HCP for Protein A elution pools
    • 特徴別
      • Primary clarification
        • C0HC, C0SP(synthetic)
        • CE
        • D0CH, D0SP(synthetic)
        • DE
      • Secondary clarification
        • A1HC: post tangential flow or depth filtration
        • B1HC : post centrifugation
        • F0HC : post-centrifugation or pre-treated feed streams
        • X0HC, X0SP(synthetic): post depth or centrifugation, for protect chromatography columns
  • [Bio-Equi] TFF – MerckMillipore  [2020/9/19]

    [Bio-Equi] TFF – MerckMillipore [2020/9/19]

    MerckMillipore TFF

    タンジェンシャル・フロー・フィルトレーションによるバッファー置換と濃縮を行う機材

    • Merck site
    • 種類
      • Pellicon sigle pass TFF
        • 循環をせずに一定量のろ液量とスルー量により、連続的に濃縮されたスルーが回収できる
      • Pellicon Capsule
        • Ultracel Membrane
        • Holder一体型
        • Single use TFF
      • Pellicon 3 cassette
        • mAb, IgG, Insulin 血漿、ワクチンの処理
        • 高粘度用
      • Pellicon 2 cassette
        • Ultracel
        • Biomax Membrane
        • Durapore Membrane
    編集履歴
    2020/06/26 Mr.HARIKIRI