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  • [Data Link] rAAV vector/遺伝子治療薬に関する文献調査 [~2020/08/24] – ID2033 [2019/09/13]

    [Data Link] rAAV vector/遺伝子治療薬に関する文献調査 [~2020/08/24] – ID2033 [2019/09/13]

    Key Considerations in Gene Therapy Manufacturing for Commercialization, 2018 – Cell Culture DISH

    (1) Phase 1 Clinical Study: 18 month (breakthrough), Several months (Traditional BLA)
    (2) Decision on BT Application: – (BT), N/A (TD)
    (3) EOP 1 Meeting Confirms BT Therapy Study: 6 months (BT), N/A (TD)
    (4) Phase 2/3 Clinical Study: 24 months (BT), P2:Several Mo. to 2y and P3:1 to 4y (TD)
    (5) EOP 3/Pre-NDA/Pre-BLA Submission Meeting: -, –
    (6) NDA/BLA Preparation: 6months(BT), – (TD)
    (7) NDA/BLA Review: 6months(BT), 10months(TD)
    (8) Development Timeline: ~5.2y (BT), ~7.4y(TD)

    ・Plasmid Manufacturing : Fermentation→Plasmid Recovery→Purification→Fromulatiion→(Transfect)
    ・Viral Manufacturing: Expand→(Transfect)→Clarification→Concentration→Purifiation→Sterilization→(Activate & Modify)
    ・Cell Processing: Isolate & Enrich→(Activate & Modify)→Expand→Harvest→Formulation

    Viruses used: Retrovirus, Lentivirus, AAV and Adenovirus.

    iCELLis Nano, 500の情報、Allegro single use bioreactor

    DSP platform : 3 chromatography system.

    Transfection System

    Analytical Method

    https://cellculturedish.com/wp-content/uploads/2018/09/Key-Considerations-Gen-Therapy-Manufacturing-Commercialization.pdf

    Methods Matter — Standard Production Platforms For Recombinant AAV Can Produce Chemically And Functionally Distinct Vectors, 2019 –

    https://www.biorxiv.org/content/10.1101/640169v2.full.pdf

    Pharmacology of Recombinant Adeno-associated Virus Production, 2018 – mol Ther Methods Clin Dev. 2018 Mar 16; 8: 166-180 –

    ベクターが大きいとFull率は低下する。トリプル-インフェクションでは、更にfull率は低下する。

    rAAV2-FIX vectors in A549-derived producer cell line
    (1) full particels : 8%~13%

    rAAV2 vectors inHEK293 cells
    (1) full particles : up to 74% for a 3.4kb-vector, 40%~45% for a 4.2kb-vector
    (2) full particles: 8% and 10%~12% by triple-transfection

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5908265/

    Manufacturing of viral vectors for gene therapy: part I. Upstream processing, 2014 – Pharmaceutical BIOPROCESSING –


    https://www.openaccessjournals.com/articles/manufacturing-of-viral-vectors-for-gene-therapy-part-i-upstream-processing.pdf

    Pharmacology of Recombinant Adeno-associated Virus Production, 2018

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5908265/

    In Vitro Packaging of Adeno-Associated Virus DNA ,1998

    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC109794/

    Pharmacology of Recombinant Adeno-associated Virus Production
    Magalie Penaud-Budloo, Achille François, Nat
    , 2018

    Next-generation AAV vectors—do not judge a virus (only) by its cover , 2019, AviGen GmbH source – ベクター開発、発現制御、プロモーター

    CATAPULT, UKにおける遺伝子治療、Cell Therapy, Viral Vectors, 製造・分析、クリニカル、Webinar開催など、網羅的に関係する情報の宝庫 soruce

    Production of Recombinant Adeno-associated Virus Vectors Using Suspension HEK293 Cells and Continuous Harvest of Vector From the Culture Media for GMP FIX and FLT1 Clinical Vector, 2018

    A scalable method for the production of high-titer and high-quality adeno-associated type 9 vectors using the HSV platform, 2016

    Enhancement of Adeno-Associated Virus Infection by Mobilizing Capsids into and Out of the Nucleolus
    , (2009) AAV2の感染時、核小体への導入効率の向上薬剤(MG132とHU)

    Scalable Production of AAV Vectors in Orbitally Shaken HEK293 Cells (2019)

    Quantification of Adeno-Associated Virus Particles and Empty Capsids by Optical Density Measurement (2003)

    特許公報(B2)_アデノ随伴ウイルス(AAV)血清型9の配列、それを含むベクターおよびその使用、配列が特許になっている。

    特許公報(B2)_アデノ随伴ウイルス(AAV)血清型8の配列

    AAVベクターの製造・品質に関するリフレクションペーパー (pmda

    https://www.pmda.go.jp/files/000221591.pdf

    平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 「根本治療の実現」に向けた適切な支援のあり方の調査

    https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H29FY/000111.pdf

    遺伝子組換え生物に係る
    法規制の動向について
    独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター (Biological Resource Center, NITE ; NBRC)

    https://www.kansai.meti.go.jp/2-4bio/kansai_smartcell/180925_4.pdf

    バイオ戦略の策定に向けた検討
    バイオテクノロジーによるイノベーションを通じて実現を目指す 経済社会像(ビジョン)

    https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/bio/1kai/siryo4.pdf

    遺伝子治療とゲノム編集治療の 研究開発の現状と課題
    Since 1874

    https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/genome/advisory_board/dai4/siryou4-1.pdf

    ウイルスを基盤とした遺伝子治療薬の臨床開発の
    現状と今後の展望

    https://www.jstage.jst.go.jp/article/dds/34/2/34_99/_pdf/-char/ja

    ex vivo遺伝子治療用製品の品質管理戦略の留意点

    Points to consider on quality control strategy for ex vivo gene therapy products

    http://jsgt.jp/CLINICAL_STUDY/2018-1pmda.pdf

    脳卒中に対する遺伝子治療の現状と将来

    http://cbfm.mtpro.jp/journal2/contents/assets/016030167.pdf

    AAV を利用した遺伝子治療
    小 澤 敬 也

    http://jsv.umin.jp/journal/v57-1pdf/virus57-1_047-056.pdf

    アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターによる遺伝子治療 (2003)

    AAP (Assembly Activating Proteins)

    A Quantitative Dot Blot Assay for AAV Titration and Its Use for Functional Assessment of the Adeno-associated Virus Assembly-activating Proteins

    生物多様性影響評価書

    科学研究費助成事業 研究成果報告書

    適正製造規範に適合する簡易精製が可能な次世代AAVベクターの開発

    PMDA

    厚生労働省精神・神経疾患研究委託費

    遺伝性筋疾患に対する 分子治療の基盤研究

    病原体検出マニュアル (国立感染実用研究所)

  • [Gear-Soft] iPadでの動画編集にLumaFusionを導入 – ID2027

    [Gear-Soft] iPadでの動画編集にLumaFusionを導入 – ID2027

    LumaFusion

    先ずは、値段が安すぎないで、そこそこの価格帯の動画編集Appを探した。後は、評判と操作方法を吟味して、LumaFusionを購入することにした。

    良さは、細部を使い込んでみないと分からないが、言いたいことは安価すぎると、細部の作り込みが無いことがほとんどなので物足りなさを感じることがお多い。LumaFusionは、細部を使い込むに値するAppのようだ。

    アプリ購入で気をつけること

    個人的にですが、以下の項目を重視します。

    • 他のアプリと比較して、そのアプリのファイルの大きさ(~Mbとかありますよね)
      • アプリの説明欄で良いように説明されていますが、そのアプリが高機能なのか単純に評価する方法があります。そのアプリのファイルの多きさです。カスカスのアプリはファイル・サイズが小さいことが多いようです。
      • その理由は、機能が多い、または、高機能である場合、そのアプリのプログラミング・コードは、多くなるはずです。スカスカのコードしか無いような、アプリでは、その機能の程度が予想できます
    • 値段
      • まー難しいですが、安すぎてもいけないし、逆に高いから良いというものではありませんせ。数万円もする、アホな価格設定しているものがあります。これは、危険ですね。
      • 試用ができないので、高額のものは、危険です。
    • 評価
      • 最近は、評価は、やらせが多いと聞きます。これもリスク要因ですね。
      • 言葉が、日本語になっていないものなどは、気をつけましょう。もう、そのようなアプリは、相手にしない方が良いと割り切るのが良いかも知れません。でも、純粋に多国語の評価が翻訳されていることもあるかもしれないので、一概には言い難いです。
      • とにかく、気をつけることが大事です。
    編集履歴
    2019/09/12 Mr.Harikiri
    2020/10/04 追記(アプリ購入で気をつけること)
  • [WordPressとiOSの写真] iPad, iPhone用のIOSの写真にはpng、jpegを保存できるが、pngは存在するのに表示されない場合がある – ID1991 [2019/09/10]

    [WordPressとiOSの写真] iPad, iPhone用のIOSの写真にはpng、jpegを保存できるが、pngは存在するのに表示されない場合がある – ID1991 [2019/09/10]

    blogの編集

    自宅のNASにWordPressを構築していますが、blogの編集はもっぱらiPadからです。iPadは、Windowsと違って「クセ」があるので、使用には気を付けないといけない事は、重々わかっていましたが、やっぱり面倒なことは、結構生じます。

    画像の編集

    誕生プレゼントということで、画像をあるサイトからiPhoneを使って数枚もらい(ダウンロード:png形式の画像)、iPhoneに保存した。その後、WordPressのアイキャッチにそのpngファイルをWordPressのメディアのアップロード機能から見つけてトリミング(引用)してアップロードした。しかし、トリミングしたはずのアイキャッチ画像が、オリジナルのまま表示されたため、修正を試みたが、どうにもWordPress上では修正ができなかった。

    そこで、iOS(Ver.12.4)の写真から直接トリミングしてからWordPressにアップロードすればと考えた。

    だがしかし、iOSの写真には、そのpngファイルが見つからない。WordPressのメディアのアップロードからはみつかるのに。その他pngファイルは見えるのでpng形式に依存している現状ではないようだ。

    今後につづく。

  • [Games] Nintendo スプラトゥーン2、ようやく☆99に到達

    [Games] Nintendo スプラトゥーン2、ようやく☆99に到達

    スプラトゥーン2

    今日(2019/09/10)、スプラトゥーン2で☆99になりMaxとなってしまった。何のことはありません。何かお祝いのメッセージでもあるのかと大きな期待も虚しく雲散霧消。☆99になってからも☆100を取る勢いでポイントを稼ぐのかと期待増大、あと2週間はかかると思っていた。拍子抜けしたが、この戦いの日々の2年間を振り返り公私ともに想いを馳せています、メデタシめでたし。無事に卒業することになりました。あとは、新参の皆さんにお任せします。僕は、撮りためた実況(無言)を内容毎にグルーピングしていくのがよろしかろう。動画は無言ですか、最中はほとんど罵詈雑言のストームでした。

    戦いをともにした皆さんありがとう。

    友達になってくれたフレンド ありがとう。限外枠まで友達申請して数百人のフレンド受諾をしてもらって嬉しかった。

    Nintendo ありがとう。そしてスプラトゥーンありがとう。

    by はりきり(Mr)

    be contineu

  • [Synology] グローバルなIP証明書である「 Let’s Encrypt 」取得 – 80, 443ポートが空いているNASでは自動更新は可能 – その他NASへの証明書のインポート方法 と運用方法 [2023/02/25]

    [Synology] グローバルなIP証明書である「 Let’s Encrypt 」取得 – 80, 443ポートが空いているNASでは自動更新は可能 – その他NASへの証明書のインポート方法 と運用方法 [2023/02/25]

    はじめに

    httpsのページとして公開可能にするには、証明書が必要です。そうでないと、「このページはなりすましなどで危険」などとのメッセージがWeb ブラウザに表示されます。

    ちゃんとした会社のホームページでも、このようなメッセージが依然として表示されるサイトが多くありますが、ちゃんとした会社であることを知っていたとしても心配になりますね。

    あと、個人的にSynology NASを使用した写真の共有化やDS NoteなどのInternetを介したアプリを使用する場合も、同様の問題に対する解決策として証明書を取得した方が良いです。

    Let’s Encryptというボランティア団体によって個人でも証明書を取ることができる時代になりました。個人でサイトを立ち上げたのなら、是非、Let’s Encryptの証明書を取得しましょう。

    数ヶ月前(2022)の情報ですが、Let’s Encryptが発行する証明書は、1億通を超えたとありました。

    証明書

    先日、証明書期限がきれるので、Let’s Encryptの更新をマニュアルで実施しました。更新した証明書の期限は、3ヶ月後の日付に更新されていましたが、更新したはずが、WebブラウザのSafariの表示で証明書エラーが出るようになっていました。

    クライアントの証明書エラーが出ているSafariの表示から、証明書の内容を確認してみると、以前の証明書の期限のままの日付を表示していました。

    この現象は、単純に設定のミスです。以下に説明してきましょう。

    Let’s Encrypt 証明書の取得制限

    試行錯誤している内に、何度も証明書を取得(以下の設定)したため、取得制限に引っかかりしたりします。Let’s Encyptには取得数に制限があるためです。この数の紐付けは、登録のemail addressであるため、email addressを変更すると回避できます。

    Let’s Encrypt 申請内容

    以下の項目を申請します。

    • Domain : 例えば: harikiri.diskstation.me
    • Email : <my Email address>
    • Subject Alternative Name : *.harikiri.diskstation.me

    証明書取得後の設定

    設定でツボにハマってしまったら先ず、取得し過ぎた証明書は整理しましょう。必要出ないLet’s Encrypt 証明書は削除します。残しておくと、期限切れの証明書を設定するというミスも起こし易いためです。

    下図を見ながら説明を読んでください。

    1. 1回目の証明書を取得すると、そのNASなどが持っているサーバーのサービス毎に、この証明書が設定されます。
    2. 同様にして2回目の証明書を取得すると、同様に2回目の証明書が、サービス毎に設定されます。
    3. ここで、1回目の証明書の設定(configulation)を開くと、サービス毎に、1回目と2回目のどの証明書を設定するか選択することができます。
    4. すなわち、1回目の証明書の設定の中なのに、そのサービスに対して、2回目の証明書を設定可能であるということです。1回目の証明書の設定をしているのに、2回目の証明書を含めることが出来てしまします。
    5. このことを理解していないと、はりきりのようにつぼにハマってしまいます。

    図の説明:

    証明書の場所は、コントロールセンターのセキュリティ(Security) > 証明書(Certificate)です。

    そこには、取得した回数分の証明書がリストされています。下図の例では、4つが確認できます。

    その内の一番上の証明書を選択状態にして、設定(Settings)をクリックすると、下図のようにダイヤログが表示され、サーバーのサービス毎の証明書をどれにするか、ドロップダウンリストにより設定することができるようになっています。ドロップダウンリストには、全ての取得した証明書が表示されます。

    図の例では、FTPSなどの全てのサービスの証明書(Certificate)は、「harikiri.diskstation.me」に設定されていることが分かります。

    Webブラウザからの確認

    Sarari表示から確認してみると、その証明書は最新のもになっていて解決したことを知ることができます。

    サーバーに最新の証明書を強制的に使用させるには、NASの再起動が必要ですが、自動で再起動しない場合は、マニュアルで鎖再起動させます。

    それでも、以下のように証明書を適切に設定して、サーバーの再起動というダイアログが出て再起動されたとしても、新しい証明書を使用しないことが何回もありました。最後は、NASの再起動により解決することができました。WebブラウザかNAS側か、いずれかは分かりませんが、キャッシャが関わっているものと思われます。

    1. DSM → コントロールパネル → セキュリティ → 証明書から、証明書をセレクトする
    2. 次に、構成(コンフィグレーション)をクリックし、当該NASに設定が必要なサーバーについて、その数だけ以下のように証明書を設定する
    3. コンフィグレーションでの証明書の設定は、証明局(Let’s Encrypt)からの取得、あるいは他のNASからのインポートにより、現に存在する証明書を選択する
    4. 基本的には、すべて同じ証明書を設定した後、「OK」を押すと、サーバーの再起動が開始されて、DSMに戻ってくる。
    5. しかし、このDSMに戻ってきても、ウェブブラウザから接続を試行してみると、以前の古いままの証明書になっていることがある。僕の経験では、ほとんどがそうでした。
    6. そこで、証明書を新しくしたものとして有効にするには、NASの再起動を実施することで、それが可能になります。

    一般的な注意点

    • Synology RouterやNASにLet’s Encrypt証明書を取得する時、及び、自動的に更新させるにはポート80 (及び443)を開けておく必要があります。
    • 当サイトでは、複数のSynology製品があります。RouterとNAS x2 構成なのですが、80と443のポートは、もともとblogサーバーに設定されることが規定されています.更に、証明書の取得および自動更新も、80と443なので必然的にblogサーバーを介して証明書取得とその自動更新が行われることになります.
    • 従って、80/443の設定は1台の装置にしかできないため、その他のネットワーク機器に対して証明書を適用させるためには、取得したblogサーバー用NASの証明書をエクスポートした証明書を使って、その他のNASなどにインポートするマニュアルの方法で対応するしかありません(スクリプトを書けばできるとは思う)。
    • Let’s Encryptにおけるドメイン名に応じた証明書の取得数制限に引っかかった場合、その対処法は、Emailアドレスを変更したり、ドメイン名を変えたり(その場合、必要としているドメイン名をSubject Alternative Nameに設定する)
    • 以上の設定方法の記載は、以下のSynology Siteに説明があります。

    Synology DDNSを使用してSynology SSL VPNとWebVPNを設定する方法 – Synology –

    https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/SRM/tutorial/VPN/How_to_set_up_Synology_SSL_VPN_and_WebVPN_using_Synology_DDNS_service

    証明書の自動更新がまだ

    証明書の自動更新が有効かを確認します。先ずは、マニュアルによる証明書更新を実施してみます。はりきりの場合、エラーで更新ができませんでした。

    調査した結果、外部アクセス設定で設定していたドメインにエラーが出ていたので、それを解決して、Let’s Encrypt証明書のマニュアルによる更新を行ってみました。その結果、無事に更新することができ3ヶ月先の期限延長を獲得できました。今回まででは、自動更新が可能かどうかは、確認ができていません。できているのは、マニュアル更新のみです。

    以上の詳細として、以下に証明書のマニュアル更新/自動更新ができない時の設定を示した。

    1. Routerは、Internetに繋がっており、DDNS設定で「harikiri.diskstation.me」を設定しており正常である。
    2. Routerの転送ルールには、blog NASに対して、80/443を設定している。
    3. Routerには、blog NASが有線で繋がっている。
    4. blog NASのDDNS設定では、Routerと同じ「harkiri.diskstation.me」を設定していたが、Synologyとの通信でエラーとなっていた。

    マニュアル更新が可能となった設定を以下に示した。

    1. RouterのDDNS設定を削除した。
    2. blog NASのDDNS設定を更新することで、正常に繋がることを確認した。
    3. この状態で、Let’s Encryptのマニュアル更新を実行した。

    設定後の結果

    1. 上記の設定の結果、Let’s Encrypt 証明書(certificate)はマニュアルによる更新が可能となり、この日から3ヶ月先の日付に更新できた。
    2. 証明書の自動更新ができるかどうかの確認は、3ヶ月後に確認する予定。

    まとめ

    DSMのセキュリティ > 証明書 に行き,Let’s Encrypt 証明書を取得する.取得された証明書は,このウィンドウに証明書リストとして追加される.設定タブを選ぶと,NASの各サービスにリストされた証明書のうち,どの証明書を使用するのか設定することができる.すべてをLet’s Encrypt 証明書にしてもいいし,Synologyから取得した証明書を設定してもいい.しかし、この操作がミスを生みやすいので注意して設定すること。Web Serverが再起動して,証明書の再設定が行われる.しかし、再起動しない場合は、強制的に再起動させる。それでもダメなら、NASを再起動させる。

    教訓

    • Synology NASの証明書の設定において、期限切れと表示されている証明書(Let’s Encrypt)は、削除しておくべし。新しい証明書を作成またはインポートして、デフォルトに設定していたとしても、期限切れの証明書を間違えて設定しているなどのミスを起こしやすいため。
    • そもそも、証明書を設定し直すとサーバーが再起動するはずです。再起動がない場合、証明書が更新されていないことを疑う。NASのDMSの不具合の可能性も考える。

    その他情報

    • RT2600ac/RT6600axの証明書の位置
      • コントロールパネル → サービス → 証明書

    編集履歴

    2019/08/08 Mr. Harikiri (blog NAS: DS918+)
    2020/12/31、追記 (教訓)
    2021/02/26、追記 (blogサーバー用NASの証明書(Let’s Encrypt)は自動更新されていたが、80, 443ポートが空いていない、他のNASは自動更新されないので、自動更新された証明書をエクスポートして、それをインポートする運用で対応するしかない)
    2022/11/13、文言整備
    2022/12/20, 追記 (Let's Encryptの自動更新ができるかどうか挙動を確認したが自動更新されず) (証明書の設定)
    2023/02/25, 追記(マニュアルによる証明書の更新がてきないことに気づいた。その原因)、文言整備
  • [健康] 血中の尿酸値の目標値は基準より厳しい「5」は、糸球体濾過率、腎血漿流量、輸入細動脈血管抵抗、糸球体内圧が共に全て良好となりCKDリスク低下を期待できる – ID1944 [2019/09/08]

    [健康] 血中の尿酸値の目標値は基準より厳しい「5」は、糸球体濾過率、腎血漿流量、輸入細動脈血管抵抗、糸球体内圧が共に全て良好となりCKDリスク低下を期待できる – ID1944 [2019/09/08]

    高尿酸血症の健康リスク

    近年、高尿酸血漿については、痛風だけではなく、高血圧症、2型糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病、慢性腎臓病などの腎障害に関する危険因子であることがわかってきている。

    相互に関連している

    • 高尿酸血症
    • 2型糖尿病
    • 動脈硬化
    • 慢性腎炎

    尿酸値は低く過ぎても良くない

    大阪市立大学医学部の研究を紹介した日本生活習慣予防協会の記事から1)

    血漿尿酸値の基準値は、2.1mg/dl ~ 7.0 mg/dlでるが、腎機能と血中尿酸値について健常人での詳細な研究によれば、特に血清尿酸値は、より狭い範囲にコントロールした方が良く、目標値として、5程度にコントロールされていることが、最も腎機能が高くなる結果が示されている。

    • 尿酸値の基準 : 2.1 mg/dl ~ 7.0 mg/dl

    症状が現れていない健康な人でも、数値に関して気に留めた方が、長い目で考えた場合、健康寿命には良いと思われます。

    健常人の血中尿酸値と腎機能を詳細に調査した大阪市立大学医学部の研究

    • 症状が現れていない健常人で調査
    • (1)糸球体濾過率と尿酸濃度、(2)腎血漿流量と尿酸濃度、(3)輸入細動脈血管抵抗と尿酸濃度及び(4)糸球体内圧と尿酸濃度、いずれにおいても尿酸濃度においてペルシェイプ(山なりグラフ)を示している
    • 血中尿酸値の適正値は、基準の2.1~7.0 mg/dlより狭い範囲のコントロールが推奨されると考えられる
    • 目標の尿酸値は「5」を提案している

    腎機能が低下する原因は、「尿酸値の上昇や、逆に低下に伴い、過酸化ラジカルや酸化ストレスが増加することで微細動脈の血管障害が引き起こされるためと考えられている」とのこと1)

    編集履歴
    2019/09/08 はりきり(Mr)
    2019/11/15 追記
    2020/05/07,2020/06/14 文言整備
    2021/10/03,追記(eGFR関連記事リンク)

    以上

    参考文献

    1) 日本生活習慣病予防協会

    高尿酸血症が腎臓の機能障害の原因に 少しの異常でも腎臓に悪影響、2017

    http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2017/009374.php
  • [Bio-rAAV] 遺伝⼦治療における代表的な委託製造会社 (CMO) – ID1881 [2021/02/08]

    [Bio-rAAV] 遺伝⼦治療における代表的な委託製造会社 (CMO) – ID1881 [2021/02/08]

    rAAV vectorを製造するCMOリスト

    企業サイトサイト製造サイト特徴関係
    WuXi Advanced TherapiesUS1,000L遺伝子治療医薬品の開発と製造、AAV vector suspension platformWuXi AppTec
    CatalentUS, EU,footprint(400,000ft23)10 cGMP clinical suites, 200L, 400L, 800L, 2 x iCELLis 500, 24 HYPERStack 26/CS10
    10 cGMP Commercial Campus (including fill/finish)
    >バイオ医薬品30年の経験、20クライアント, AAV vector, 60 prgrampOriginal
    BioRelianceRockville, Maryland, USA & IrelandViral/Cell banking to fill finish (2,000 v/day), Secure Biostorageウイルス・クリアランス試験、Carsbadとの遺伝子治療用製品の開発と製造BioRelianceとCarlsbad(20+ years)がサービスする, California,親会社: Millipore-SIGMA-Merck
    Oxford BiomedicaUKUK(1,200m2, SUB 200L, BSL-C3 Lab)遺伝子治療医医薬品、PCL(*1)、Gene TherapySANOFI, GSK, NOVARTIS
    Broucher
    Lonza Pharma & BiotechUSHuston,Portsmouth, Holland, Singapore, Japan(Nikon)バイオロジクス、遺伝子治療医薬品、AAV, HSV, NDV,(Anc-AAV)Original
    NovasepEUバイオロジクス、遺伝子治療医薬品、Adeno, Lenti, HSV, VSV, VEEV2021/01/15 ThermoFisherによる買収
    MolMedEU
    YposKesiFR~500L
    ~200L SUB, 24 x Cell Factory 10
    遺伝子治療医薬品2016, Genenthonからスピンオフ
    TAKARA BIOJP遺伝子治療医薬品
    IDファーマJPiPS, CRISPR-Cas9elixirgen therapeutics
    遺伝子治療研究所 (Gene Therapy Research Institution)JP遺伝子治療医薬品
    vigene biosciences (2012~)Rockville, MarylandCellSTACK; iCELLis, 50~500L bioreactor, HEK293Plasmid製造、小規模AAVから臨床(GMP)まで、AAV、レンチウイルスOriginal (Small company)
    patheonby ThermoFisher
    詳細
    Alachua, FL
    Cambridge, MA
    Lexington, MA
    Plainville, MA,
    US
    50L~2000L
    Florida Bio (2006~2016), 100 clients, 500 product released14+years, Brammer BioがPatheonに統合
    VIROVEK
    詳細
    Hayward, CA, USSF9/vaculovirus1e13 vg/$3,500 ~ >1e15 vg/$119.900 価格表あり2006~

    https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/genome/advisory_board/dai5/siryou4-2-8.pdf

    Merck Darmstadtは、Millipore (2010), Sigma-Aldrich(2015)を傘下に収めて

    https://ja.wikipedia.org/wiki/メルク_(ドイツ)

    編集履歴

    2020/07/17 Mr.Harikiri
    2021/02/08 追記 (ThermoFisherによるnovasepの買収)
  • [Bio-Edu] バイオロジクスの研究開発から商用製造

    [Bio-Edu] バイオロジクスの研究開発から商用製造

    作用機序から目的バイオロジクス(モノ)を探索し、発現系構築・精製法検討を進めながら、試験管レベルでのヒットを得る。

    モノの培養・精製による取得と並行して、動物での薬理的効果を確認しながら、製造スケールは徐々に大きくしていく。最終的はに、商用スケールを目指しているためだ。

    以下、もう少し詳しくその流れを見ていこう。

    基礎的検討 (Stage 0)

    薬を世の中に出すことは大変な労力と時間およびお金がかかります。バイオロジクスでいうと、病気に効きそうな蛋白質(など)が特定され、そこから5年〜7年程度かけて基礎的検討が行われ、やがて研究成果もでてきつつ、商用生産スケールの培養スケール(1000倍以上)で製造がと可能となり、培養・精製が恒常的に実施可能な状態になります.ここまでで更に5年程度かかります。

    • 目的疾患とバイオロジクス
    • 遺伝子配列、発現系構築、精製法検討開始
    • 特許調査・特許出願
    • 評価系構築
    • 物取り、試験管レベルの評価(細胞など)
    • 動物を用いた評価
    • 毒性否定試験
    • 特性解析、安定性試験
    • ヒトでの安全性試験開始

    プロセスバリデーション

    Stage 1: Process Design

    これまでに実施した開発・スケールアップの知識から商用製造プロセスを定義する段階

    • QbDアプローチ、実験計画法による開発、段階的なリスクアセスメントの実施によるリスク低減化、CQA,
    • 培養条件、精製条件それぞれについて、各パラメータの範囲を定義していく段階
    • 分析系バリデーション

    技術移転プロジェクトを立ち上げ、研究所と製造サイトの共同作業により技術移転が推進される段階。

    • 培養の技術移転および精製の技術移転
    • Stage 2に備えます

    Stage 2: Process Qualification

    定義したプロセスが再現性よく商用生産できることの確認する段階

    安定稼働プロジェクトを立ち上げ、研究所がサポートしながら、工場が主体で安定稼働を確認が推進される段階

    • 3ロットの製造の実施で確認
    • 安定性試験の開始
    • 特性解析による物性の確認

    Stage 3: Continued Process Verification

    継続的な検証により、ルーチンで実行している商用製造がコントロール下(最近のトレンドは、PATによるリアルタイムモニタリングによるデータ比較)にあることの確認を得る段階

    *1: PAT: Process Analytical Technlogy。説明は、ここを参照できます。

    • レーザー解析: 原薬粉砕工程での粉砕粒子径のモニタリング
    • NIR (拡散反射法): 造粒中の水分
    • NIR(透過法): 打錠工程の製剤均一性

    参考

    FDA, Guidance for Industry Process Validation: General Principles and Practices (22 page of all)

    2019/12/17 改定

  • [GT] 世界で承認された細胞・遺伝子治療薬 – ID1872 [2019/09/06]

    [GT] 世界で承認された細胞・遺伝子治療薬 – ID1872 [2019/09/06]

    遺伝子治療薬リスト(2017)

    2017年に経済産業省がまとめた、世界で承認された遺伝子治療薬です。補充療法とがん溶解による治療薬などが含まれます。

    • AAV1, AAV2 Vectorによる遺伝子導入
    • HSV1 による腫瘍溶解
    • T細胞遺伝子治療
    製品名開発企業承認国、年対象疾患導入遺伝子製品の種類投与方法
    GlyberaUniqueオランダ、2012リポ蛋白リパーゼ(LPL)欠乏症LPLAAV1筋肉内投与
    in vivo
    ImlygicAmgenUS, 2015切除不能悪性黒色腫顆粒球マクロファージ刺激因子(GM-CSF)HSV1腫瘍内投与
    in vivo
    Strum eli’sGSKUK, 2016アデノシンでアミナーゼ(ADA)欠損症ADA遺伝子導入自己CD34+細胞(RV)静脈投与
    ex vivo
    ZalmoxisMolMedイタリア, k2016高リスク造血器悪性腫瘍(GVHD重症化防止)HSV-TK+ΔLNGFR遺伝子導入同種T細胞(RV)静脈投与
    ex vivo
    KymriahNovartisUS, 2017急性リンパ芽球白血病(ALL)(小児、若年成人)CD19 CAR遺伝子導入自己T細胞(LV)静脈投与 ex vivo
    Yes artsKite PharmaUS, 2017びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫CD19 CAR遺伝子導入自己T細胞(RV)静脈投与
    ex vivo
    LuxtumaSpark TherapeuticsUS, 2017レーバー先天性黒内障RPE65AAV2網膜内投与
    in vivo

    薬価サーチサイト KEGG MEDICUS 薬価

    DailyMed

    文献

    遺伝子治療の課題と方策、平成30年3月1日、経済産業省、商務・サービスグループ 生化学産業課

  • [Bio-rAAV] アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを使用する意義(特徴)と製造概要 – ID1862 [2019/09/06]

    [Bio-rAAV] アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを使用する意義(特徴)と製造概要 – ID1862 [2019/09/06]

    ID1862

    rAAVベクターの特徴

    遺伝子がランダムに導入される理由を掘り下げて調査した。

    1. 導入目標: レトロウイルスでは分裂細胞にしか遺伝子導入できないが,AAVでは,分裂,非分裂を問わず導入可能で長期発現が可能
    2. 免疫原性: センダイウイルス,ヘルペスウイルス及びアデノウイルスが免疫原性が高いのに対して,AAVは低い
    3. 遺伝子毒性: 正常遺伝子導入の際、ベクター配列が染色体に入ること、正常遺伝子が組み込まれる位置の制御できないため、癌遺伝子近傍に入るとがん化の可能性がある(文献1, p.20)、また、文献2には、宿主の染色体にランダムに遺伝子が導入されるため,レトロウイルス,レンチウイルスと同様に遺伝子毒性がある (現状での技術面の成熟が期待される)
    4. 1997年現在では、野生型AAVが持つ染色体第19染色体の長腕(q13.4-ter)への特異的な遺伝子導入は、組換え技術で作ったAAVベクターで特異的な部位への遺伝子導入は達成できない(文献4)。
    5. 特定部への遺伝子導入制御方法に関する特許は、2008に公開されている(文献5)ので、この時点で、染色体の特定部位への遺伝子導入は難しい技術であったことが伺える、1997年では、その技術はなかった可能性がある。
    6. 上記の最近の文献でもランダム導入などの記載があり、野生型AAVの特異的に特定の部位に遺伝子を導入できるまでには至っていないものと考えられる(今後も調査予定)。
    7.  臨床計画書を見ると、rep遺伝子は使われないようだ。すなわちランダムに遺伝子が組み込まれる。
    8. 細胞毒性: 細胞毒性が低いとされるレトロウイルス,レンチウイルスなどと比較しても,細胞毒性はほとんどない
    9. 大量調製が容易
    10. 治験応用実績: 血友病,パーキンソン病,Leber先天性黒内障
    11. 投与経路: 全身投与により大量投与が可能

    rAAVのメリット

    1. 拡散防止措置P1施設で取り扱う
    2. 増殖/非増殖のいずれの細胞にも遺伝子導入が可能
    3. 非増殖性の細胞での長期発言
    4. 免疫原性が低い

    rAAVベクター製造

    • プラスミドベクター製造
      • AAV ssDNA(pAAV-GOIvector)
        • pAAV CMV Vector
        • pRC Vector
        • pHelper Vector
    • ウイルス作成細胞(HEK293/Tなど) Cell Bank製造
    • プロセス開発
      • 培養
        • Transfection条件(細胞濃度とプラスミドベクターの比率)
      • 精製
        • 抽出法
        • カラム精製
        • UF/DF
    • non-GMP ウイルスベクター製造
    • 非臨床試験
      • in vivo実験(1012 vg/mL)
    • カルタヘナ申請
    • GMP ウイルスベクター製造

    参考

    文献

    1. TAKARA: catalog.takara-bio.co.jp/research.htm
    2. 経済産業省: https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/genome/advisory_board/dai5/siryou4-2-8.pdf
    3. 平成27年7月24日、国立医薬品食品衛生研究所: http://www.nihs.go.jp/oshirasejoho/symposium/documents/H27_suraido_3.pdf
    4. https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-08672600/(1997)
    5. 公開特許公報(A)_アデノ随伴ウイルスのITRをもつDNAのヒト第19番染色体への組込み部位の制御方法(2008): https://biosciencedbc.jp/dbsearch/Patent/page/ipdl2_JPP_an_2006263018.html
    6. 遺伝子治療臨床計画書(2017) – rep遺伝子を欠いているためAAVS1へは導入されずランダムに組み込まれる(p.14): https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000186212.pdf

    編集履歴

    2019/09/06 はりきり(Mr)
    2019/09/14 追記 (文献3, 4追加)
    2020/04/28 文言整備