[Bio-Edu] 腫瘍溶解性ウイルスによる治療薬の開発 (タカラバイオ) – ID3358 [2020/01/08]

research

C-REVは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)を弱毒化した腫瘍溶解性ウイルス。天然型に比べ神経毒性が減弱化されている。癌細胞に感染すると特異的にその癌細胞で増殖し破壊する。これは、再生医療等製品に分類されている。

Canerpaturev (C-REV)

http://www.takara-bio.co.jp/medi/hf10.html

切除不能進行膵がんを対象とした腫瘍溶解性ウイルスC-REVの国内第I相臨床試験の中間結果を発表(タカラバイオ,2019/01/15)

https://ir.takara-bio.co.jp/ja/news_all/news_Release/newsr_8538793120961952_011619.html

ウイルスでがん治療「腫瘍溶解性ウイルス」今年から来年にかけて相次ぎ承認へ (タカラバイオ,三共,その他,2019/04/05)

https://answers.ten-navi.com/pharmanews/16059/

米国臨床腫瘍学会にて腫瘍溶解性ウイルスC-REVとNY-ESO-1・siTCR遺伝子治療の臨床試験結果を発表 【発表概要を追加】(タカラバイオ,2019/05/16)

https://ir.takara-bio.co.jp/ja/news_all/news_Release/newsr_63514319763834162_051619.html

タカラバイオ は、C-REVと抗CTLA4抗体(ヤーボイ/イピリムマブ)を悪性黒色腫に対して28例の臨床試験Phase IIを実施し,その結果をもとに2019/3に承認申請した。その後,pmdaとの協議の結果,国内では承認に至らなかった。主要評価項目である安全性は CTCAE(V4.0)で評価,副次評価項目である有効性は、RECIST (V1.1)で評価 (タカラバイオ,2019/03)

タカラバイオ,悪性黒色腫に対するC-REVは「完全に断念とは言い難い」(2019/11/14) – C-REVの悪性黒色腫への適応について承認申請を取り下げた件について言及.米国ではPhase IIが進行中.(タカラバイオ,2019/11)

https://ameblo.jp/kato-antibody/entry-12545512233.html