[Bio-Equip] SoloVPE – 高濃度タンパク質の無希釈測定 – GMP対応

SoloVPE

抗体医薬品のタンパク質濃度は、患者利便性から静注から皮下注に移行が進められているため、高濃度化製剤となってきています。

高濃度タンパク質は、粘度が高いことから希釈操作の難しさがあり、濃度測定は、測定者の熟練度の高さが要求され、それでも測定値のバラ付きが大きいという問題がありました。

  • 100mg/mLを超える高濃度のタンパク質である抗体は、粘度が急激に高まる
  • 粘度が高い溶液のピペッティングによる希釈の操作は、熟練度が必要であり、それでもある程度のバラ付きは生じます

SoloVPEは、光路長を精密に可変することができる機構となっており、希釈せずに最適な光量で吸光度を測定することが可能です。試験者の熟練度に影響を受けません。

  • SoloVPEは、タンパク質溶液の低濃度から高濃度まで、安定的に吸光度を再現性よく安定的に測定することが可能
  • 高濃度タンパク質の濃度測定には、必須の測定装置と言える

SoloVPE「GMP対応した可変光路テクノロジーによる紫外可視分光光度計システム」- Recenttec –

https://www.recenttec.co.jp/product-page/solovpe

以上

編集履歴

2020/06/08 HARIKIRI(Mr)
2021/05/08 修正(Recenttec社のリンクを掲載)