医薬品の製造販売承認申請
申請書のモックアップ(例)を以下の文献を参考に解説する.
承認申請書記載例解説 : H17の改定薬事法では製造方法及び品質管理も承認事項となった.
医薬品製造販売承認申請時の手順と注意点 東京都保健医療局 (R2)
審査の観点から見た承認申請書 – PMDA (H17)
・改正薬事法に基づく医薬品等の製造販売承認申請書記載事項 …(H17,薬食審査発第0210001号)
工事中・・・
編集履歴
2024/06/21 Mr.Harikiri
申請書のモックアップ(例)を以下の文献を参考に解説する.
承認申請書記載例解説 : H17の改定薬事法では製造方法及び品質管理も承認事項となった.
医薬品製造販売承認申請時の手順と注意点 東京都保健医療局 (R2)
審査の観点から見た承認申請書 – PMDA (H17)
・改正薬事法に基づく医薬品等の製造販売承認申請書記載事項 …(H17,薬食審査発第0210001号)
工事中・・・
2024/06/21 Mr.Harikiri
とは,厚生労働省に関わる法令,通知,公示に関する公的文書の検査が可能なサービスである.
ざっくり言うと,法令は大枠を,通知はその法令を運用するための詳細が示されている.
医薬品の製造販売承認申請に係る申請書はこれら文書に沿った内容でなかればならない.また,別途,具体的な内容の文書としては「ガイドライン」とよばれるものも様々な公民含めた機関から公表されるが,このデータベースには含まれない.
厚生労働省法令等データベースサービス : 法令検索,通知検索,公示閲覧がオンラインで可能.
2024/06/21 Mr.Harikiri
PMDAの各種関連通知にある以下の通知をもとにして医薬品における新規製造販売承認申請における承認事項について解説する.
通知番号等 | 通知名称 |
---|---|
平成30年3月9日 薬生薬審発0309第1号 薬生監麻発0309第1号 | 医薬品の品質に係る承認事項の変更に係る取扱い等について |
承認を受けた申請に係る承認書に記載された事項.
前述の承認事項のうち,申請書または届書において以下の欄に記載された事項
*1 : 「成分の規格」に記載する内容には一般的に,成分が日局のものを使っている場合は日局と記載されるが,それ以外の場合,申請者が「別添規格」と記載して,日局の記載方式にならった様式で成分の規格を記載する.
医薬品等知事承認審査のための「規格及び試験方法」に関するガイドブックには「成分および分量又は本質」の例示が示されている.
申請等手続き | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 – PMDA
承認申請・届出等様式ダウンロード : 医薬品医療機器法施行規則様式 (一覧)
申請電子データシステム 操作マニュアルダウンロードページ
厚生労働省法令等データベースサービス : 法令検索,通知検索,公示閲覧がオンラインで可能.
2024/06/21 Mr.Harikir
同等性/同質性
バイオ医薬品も主流は英語圏の海外であり,日本語で理解することは理解に誤りを生じやすい.それでも,comparabilityの日本語訳は同等性/同質性である.
ICH Q5Eステップ2ガイドライン 生物薬品 (バイオテクノロジー …
解説 : 蛋白質医薬品の主成分はタンパク質やポリペプチドでり,一般的な合成医薬品とは異なり沢山且つ複数種類のアミノ酸で構成された巨大分子である.蛋白質は細胞内で作られる(翻訳).その後速やかに修飾(翻訳語修飾)される.修飾物は一般的に「糖」であり,その糖の種類も色々と知られている.タンパク質の生産細胞の培養条件によっては,その糖の種類や付加される割合(付加されるアミノ酸配列が決まっている)も異なるため.同一の製造方法であっても作られるタンパク質の品質は,化合物医薬品と比較して厳密には同じではない.Comparabilityを何処まで示せばよいかはケースバイケースであるが以下に示すようなステップを踏むことになる.具体的には,工程内試験,品質特性(品質試験,特性解析),安全性,非臨床や臨床試験の組み合わせにより有用性(効力)が同等性/同質性 (comparability)を確認しなければならない.
ひとりごと :
細胞株の変更に関わるComparabilityについては,海外,特にアメリカのFDAでは臨床試験までしなくても得られるケースがあると聞く.日本のpmdaでは難しいようだが,今般,ドラッグロス/ドラッグラグの議論の中でComparabilityについて合理的に評価されるようになることが記載される.
2024/06/21 Mr. Harikiri
2024/08/12 追記(ひとりごと)
: clinical trial information system
EUのCTIS(Clinical Trials Information System)は、欧州連合(EU)および欧州経済領域(EEA)での臨床試験に関する情報システムです1. このシステムは、臨床試験の申請プロセスを合理化し、効率と透明性を高めることを目的としています。EU CTR(Clinical Trials Regulation)に基づいて運用され、2022年1月31日に本格稼働しました2。CTISは、臨床試験の申請者、EU加盟国、EEA諸国、および欧州委員会の間で情報の流れをサポートしています。
CTIS
Clinical Trials Information System | European Medicines Agency (europa.eu)
Linical
CTIS:EU CTRにおける治験申請の教訓とベストプラクティス (linical.com)
2024/06/13 Mr.Harikiri
監査内容とは.その対応とは.
米国FDA及び欧州QPによるGMP監査での指摘事例とその対応 – 科研製薬株式会社
https://www.jpma.or.jp/information/quality/jirei/pdf/pdf_110930_03.pdf
監査されるタイミングとは.
FDA監査の準備 【第2⃣回】- GMP Platform
https://www.gmp-platform.com/article_detail.html/?id=1137
GMP省令が2022に改正されました.旧GMP省令との違いや指摘事例を知ることができ,改正GMP省令の理解に役立つリンク集です.
■ 承認審査関連業務 GMPラウンドテーブル会議 事例集あり
GMPラウンドテーブル会議 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 (pmda.go.jp)
■ 改正GMP省令について 最近の指導事例を中心に R4.9.9 – pmda
https://www.jpma.or.jp/information/quality/jirei/gbkspa00000017ws-att/2022_1.pdf
■ 改正QMS省令の概要及び調査での指摘事例等につい R4.12.1
000252669.pdf (pmda.go.jp)
■ GMP 事例集(2022年版)について 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
000246306.pdf (pmda.go.jp)
GMP事例集 (2022年版)には,設備に関する事例を含む.
2024/05/24 Mr.HARIKIR
2024/08/28 追記 (GMP事例集 (2022年版))
製剤の安定性は,2.3.P.8に記載します.
後発医薬品に係るCTD 第2部 (モジュール2) 記載事例 (モックアップ)
https://www.iga.gr.jp/assets/pdf/ctd02.pdf
脱アミド,酸化,スルホキシド化,凝集,断片化など物質変化を的確に検出するには,電気泳動法,高分離能クロマト法,ペプチドマッピングほうなどがある.
生物薬品 (バイオテクノロジー応用製品/生物起源由来製品)の安定性試験について
000156460.pdf (pmda.go.jp)
2024/05/22 Mr.Harikiri
は,以下の特色がある.
KEGGより
総証明 : パビースモ
医療用医薬品 : バビースモ (バビースモ硝子体内注射液120mg/mL) (kegg.jp)
一般名 : ファリシマブ(遺伝委組換え); Faricimab (Genetical Recombination)
副作用
眼圧上昇,硝子体浮遊物,高眼圧症,角膜擦過傷,眼痛,眼部不快感,結膜出血,白内障,焼死体剥離,眼充血,霧視,視力低下
抗体発生率 11%
2024/05/22 Mr.Harikiri
2024/07/14 概要追記
は日本の古き良き時代を背景にしたアニメ作品である.「ミギとダリ」をタイトルに併記しているのは備忘記録であって,この記事には「ミギとダリ」に関する記載は一切ない.同時に視聴したことの備忘記録程度の意味になっている.それに,アニメのタイトルを記載しているが,このアニメの内容について色々述べているわけでもなく,このアニメを見て感じたこと,追い出したことなどを以下に徒然に記述しているだけなのである.
への愛,日本のPC草創期と現代の課題も含めてオタク女子の戦いが描かれている.ゲームを作る人になりたい女の子の奮闘が描かれている.日本でもっとも売れた日本メーカーによるPCがPC98シリーズだった.日本電気のPCシリーズには8bit CPU搭載のPC80シリーズもあった.16bit CPU搭載のPCがPC98シリーズとして登場した.その後,CPUは32bitへと移っていった.
1985年頃といえば,僕が務めていた医薬品会社の研究所にはPC98が多く導入されていた.ある研究員の先輩は,高価なPC9801シリーズにワープロソフトの一太郎をインストールして,自身が行った研究報告書を量産したいと語った.CPUは16bitの8080だったと思う.
僕は,そんなPC98シリーズが嫌いで,
に飛びついた.当時,マッキントッシュというアメリカのPCがあった.そのWindowの操作性を参考にしたOSが乗せられていた.実は,OSはMS-DOS(様)にWindowを真似たデスクトップ(アプリ)が上乗せされているという構造になっていた.X68000の姿は個性的で,分かる人は分かる,あのマンハッタンシェープである.ツインビルをイメージしている.一方にはメイン基板,もう一方には5インチのフロッピーディスク・ドライブ 2台が収まっていた.初代X68000の本体の色はビジネス・グレーが採用されていた.やっとの思いで50万円を投入して,X68000と14インチだったかブラウン管ディスプレイ(長残像型)およびB4幅のドットプリンターを手に入れた.CPUはモトローラーの16bitのM68000,このCPU (Central Processing Unit)はMPU (Multi Processing Unit)とも言われていて内部では32bitになっていることを謡っていた,アリタ社ゲーム機にも使用されていた.付録のゲームは,あのグラディウスだった.ゲームをプログラミングしやすいように,スプライト画面という画面が32面だったか,同時に32画面の独立した画面を表示できる性能だった.ゲームPCと揶揄されていたりしたが,僕は,一人暮らしの部屋に帰ってから夜な夜なC言語と英語および日本語入力のブラインドタッチをを学び習得した.
雑誌も時を同じくして,SoftBankからOh! X68000が出版された.実はシャープからはX68000以前には,Zシリーズがあり Oh! Zなどの雑誌が存在していた.
X68000はX68030などの新機種も出てきた.やがて,シャープはPCとしてのX68000の開発を止めた.
そして,2022年にZUIKIからクラウドファンディングによって「X68000Z」が復刻した.
が時を同じくして富士通から出てくる.この時期は,日本におけるパソコンの草創期であり,バブル経済崩壊の直前くらいの頃だった.CD-ROMを内蔵しており意欲的なPCに仕上がっていた.
もPCの流行の一躍を担っていた.CPUはザイログの8bitのZ80だった.僕が務めていた会社の研究用の機器を制御するための実験機としてMSXを買ってもらって使い倒していた.マシン後を学んだのがこのMSXでだった.沢山のMSXに関する雑誌も出版されていた.MSX Magagine, HitBit,などが記憶にある.HitBitは日立製のMSXだったか?! もしかしたら,Oh! MSXなんかもなかったか,あったか?
2024年現在,MSXの開発は続けられている.
は東芝のPCだった.会社の研究用の測定装置の制御PCとして導入されていた.BASICを学んだのが,このパソピアだった.ブラウン管画面は緑色だった.まさに,ドットが荒く,あのマトリックスのようだった.パソピアは,所謂,DOS-VパソコンだったのでDOSのアプリであったMS プランやMS チャートが動かせた.研究データの整理には良く使用していた.
僕は,X68000派だった.どちらかと言えばアンチPC98だった.PC98には,ゲームやワープロソフトなど圧倒的にソフトウェアが開発されていた.だから,僕はアンチPC98になった.長い者には巻かれたくないのは昔も今も変わらない.だがしかし,今は,iPhoneは使っているし,iPadも,Windowsも使っている.若い頃はお金が無かっただけかも知れない.そうすると,反骨精神の表れだったということになる.今は,反骨精神がなくなったのか,いや,そうではないな,今も昔も変わらない.
2024/03/23, Mr.HARIKIRI