潰瘍性大腸炎
発症率のピークは、男性では、10代後半、女性では、二十歳前後、発症後は、寛解を目指す治療方針です。1日に5から10回の下痢・血便が続く。指定難病97 sourceです。
特徴
- 病変の拡がりによる分類
- 全大腸炎
- 左側大腸炎
- 直腸炎
- 病期の分類
- 活動期
- 寛解期
- 重症度による分類
- 軽症
- 中等症
- 重症
- 激症
- 臨床経過による分類
- 再燃 寛解 型
- 慢性持続型
- 急性激症型
- 初回発作型
併発
- 関節痛がしばしば見られる
治療
通常は、以下の順序で治療法が変更される。
- 5-アミノサリチル酸(5-ASA): 抗炎症、経口・直腸投与
- 従来のサラゾスルファビリジン(サラゾビリン)
- メサラジン
- ペンタサ
- アサコール(ゼリア) : 腸粘膜の保護, 2009/12
- 副腎皮質ステロイド : 免疫抑制、経口・直腸投与
- プレドニゾロン(プレドニン)
- 血球成分除去療法 : 対外に血液を取り出して異常に活性化した白血球の除去した後、体内に戻す
- LCAP (白血球除去療法: セルソーバ)
- GCAP (顆粒球除去療法: アダカラム)
- 免疫調整薬・抑制薬
- アザチオプリン
- イムラン
- アザニン
- 6-メルカプトブリン
- ロイケリン
- シクロスポリン
- サンディミュン
- タクロリムス
- プログラフ
- アザチオプリン
- 生物学的製剤(バイオロジクス; biologics) : 原因の1つ考えられる体内のタンパク質に対するモノクローナル抗体を投与する
- 抗TNFα受容体拮抗薬
- インフリキシマブ(レミケード)
- アダリムマブ(ヒュミラ)
- 抗TNFα受容体拮抗薬
- 外科的処置 : 大腸除去
- 重症例
- 大量の出血
- 穴
- 癌
潰瘍性大腸炎(指定難病97)- 難病情報センター –
https://www.nanbyou.or.jp/entry/62