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  • [ICH] レジュメ  「生産細胞を新しく作ったら同等性/同質性 (comparability) の確認が必要 – Q5D 生物薬品製造用細胞基材の由来,調製及び特性解析- だけでは済まない! 」 [2024/09/04]

    [ICH] レジュメ 「生産細胞を新しく作ったら同等性/同質性 (comparability) の確認が必要 – Q5D 生物薬品製造用細胞基材の由来,調製及び特性解析- だけでは済まない! 」 [2024/09/04]

    はじめに

    Q5Dを参照する場合の具体例.

    • 細胞株の作り直しによる同等性/同質性 (comparability)の確認.

    Q5D 生物薬品製造用細胞基材の由来,調製及び特性解析 (2000)

    DERIVATION AND CHARACTERISATION OF CELL SUBSTRATES USED FOR PRODUCTION OF BIOTECHNOLOGICAL / BIOLOGICAL PRODUCTS

    関連ガイドライン

    もしも,細胞株を作り直す場合,当該Q5Dの他に以下のQ5A, Q5Bも参照する必要がある.また,細胞株の変更と共に製造工程の変更がある場合, Q5C, Q5Eも参照する必要がある.

    1. Q5A, ウイルス安全性 : 「ヒト又は動物細胞株を用いて製造されるバイオテクノロジー応用医薬品のウイルス安全性評価」(2000)(ICH Q5Aガイドライン:平成12年2月22日付 医薬審第329号 厚生省医薬安全局審査管理課長通知)を参考に実施する.
    2. Q5B, 塩基配列及びアミノ酸配列 : 「組換えDNA技術を応用したタンパク質生産に用いる細胞中の遺伝子発現構成体の分析」(1998)(ICH Q5Bガイドライン:平成10年1月6日付 医薬審第3号 厚生省医薬安全局審査管理課長通知)
    3. Q5C, 安定性 : 「生物薬品 (バイオテクノロジー応用製品/生物起源由来製品) の安定性試験」(1998)
    4. Q5E, 製造工程の同等性/同質性 : 「生物薬品 (バイオテクノロジー応用医薬品/生物起源由来医薬品) の製造工程の変更に伴う同等性/同質性評価」(2005)

    目的 [1.1]

    Objective

    以下が適切に実施されること

    (1) ヒト,動物及び微生物由来の細胞株の調製 (セルバンクとなる候補となる細胞株)

    (2) セルバンクの調製と特性解析

    意義 [1.2]

    Rationale

    従来から,細胞由来の生物起源由来医薬品の品質について考慮すべきポイントは以下の項目が挙げられてきた.

    • 外来性因子の汚染の可能性
    • 生産細胞の性質

    遺伝子組換え医薬品においては,以下のポイントが挙げられる.

    • 細胞基材中に含まれる遺伝子発現構成体に関する問題

    以上のように医薬品の品質や安全性に影響を与える可能性があるため適切な管理が必要であることが広く認識されている.

    適用対象 [1.3]

    Scope

    (1) セル・バンク・システムを持つ全ての細胞基材 (cell substate)

    (2) in vivo/ex vivoで投与 (診断目的は対象外)

    参考 : 医療用語 「in vitro ⇔ in vivo 」は常識。 じゃあ「ex …

    (3) 全ての後生動物由来 (metazoan, 多細胞動物の特徴を持つ生物)

    (4) 連続継代性細胞株,寿命を有する正常二倍体細胞

    (5) 微生物 (細菌,真菌,酵母),その他の単細胞

    (6) 遺伝子治療用薬品/ワクチン製造目的セル・バンク

    (7) 初代培養細胞(動物組織・器官)にて得られるウイルス・ワクチンなどはバンク化されていないものでも適用可能な項目.

    (8) 除外 : 代謝産物 (抗生物質,アミノ酸,炭水化物,その他低分子),初代培養細胞由来生産物

    留意事項 [2]

    GUIDELINES

    1. 細胞基材の起源,由来及び履歴 [2.1]

    Source, History and Generation of the Cell Substrate

    得られる医薬品の品質及び安全性を保障するための総合評価として役立つ [2.1.1] はじめに Introduction.

    • 細胞基材(親株,生産株)の履歴とその妥当性
    • 研究開発段階での事象(入念な記録)
    • 履歴及びその調製 (以下の情報が欠如していることだけで承認されないことはないが,他の特性解析などの情報による補完が必要となる)

      細胞の起源,由来及び履歴 [2.1.2]

      Origin, Source and History of Cells

      • 細胞基材のもととなる細胞がどこで樹立されたか
      • どこから供給されたか (研究機関,細胞保存供給機関)
      • 適切な科学文献の情報
      • 直接的に供与された細胞であることが望ましい(文献情報でもよい)

      ヒト細胞株の場合,ドナー情報として

      • 出生地,
      • 育成地,年齢,
      • 性別,
      • 健康状態 (病原体情報),
      • 組織・器官)

      ヒト正常二倍体線維芽細胞の場合,

      • ドナー年齢は細胞株のvitro細胞寿命に影響するので可能な範囲で情報を入手.

      動物細胞株の場合,

      • 細胞腫,
      • 系統,
      • 繁殖条件,
      • 組織または器官,
      • 出生地や生育地,
      • 年齢及び性別,
      • 病原体に関する試験結果
      • 健康状態

      微生物の場合

      • 種及び系統
      • 遺伝型,
      • 表現型などの特性.
      • 病原性,
      • 毒素産生性,
      • その他バイオハザード情報
      • 株樹立からの継代数

      培養細胞の場合,

      • 培養履歴 (細胞分離時の培養,in vitro培養,細胞株樹立時培養など物理的,科学的又は生物学的手法,遺伝子導入操作も含む)
      • 細胞の同定,特性,
      • 内因性及び外来性因子に関する試験結果

      後生動物由来の連続継代性細胞株の場合,

      • 培養期間
      • 細胞数倍加レベル(PDL),
      • 一定の希釈倍率と継代数 or 培養日数.

      正常二倍体細胞株の場合,

      • 全ての期間での性格なPDL

      細胞基材の調製 [2.1.3]

      Generation of the Cell Substrate

      細胞基材とはMCBの前段階から以降を指す.

      • 感染性物質への暴露の可能性に関する捜査過程の詳細考察,
      • 培地成分 (血清,酵素,加水分解物),
      • ヒト又は動物由来成分の暴露 (生体成分の起源,調整及び管理方法,各種試験結果,品質保証情報,文献での引用でもよい)
      • 以上の情報補は,当該医薬品のリスク/ベネフィットの評価の一部となる
      • 親細胞株は,十分に特性解析されているものを選択することが望ましい
      • 操作 (細胞融合,形質導入,セレクション,コロニーピックアップ,遺伝子増幅,培養環境,培地馴化)
      • 組換えDNA技術応用医薬品では細胞基材は形質転換細胞でありクローニングされたものである(MCB前)
      • 非組換え医薬品及び非組換えワクチンでは,細胞基材はMCB前の細胞
      • ハイブリドーマ由来の医薬品のでは,細胞基材は,細胞融合後のハイブリドーマ細胞株

      2. 細胞のバンク化 [2.2]

      Cell Banking

      セル・バンク・システム[2.2.1]

      Cell Banking System

      • 利点は,製造毎ロットで特定解析されたセル・バンクを使用できること.
      • 二段階方式 : MCB/WCB.
      • 予想使用頻度,予想更新頻度,適格性の評価.
      • クローニングは均一性の確保,特性解析試験(製造目的にかなえばクローニングは必要ない)
      • 培養条件の違いがある (MCB/WCB, CB/実製造)
      • 重要なことは : 特性解析されたCBによって一定品質の医薬品が得られること.
      • 微生物発現系では,形質転換を改めて行って新しいCBの調製を行う場合がある.この場合,綿密に試験したHost CellとPlasmid Bankの使用,得られた形質転換体の試験の実施での同等な結果が前提となる.かられたCBは,MCBとみなせる.なぜなら,これら細菌や酵母の形質転換は,後生動物細胞の形質転換とは異なり,高い再現性を有するためである.

      セル・バンク化の手法 [2.2.2]

      Cell Banking Procedure

      細胞をバンク化する過程で予防策を講じる.

      • 汚染されていない細胞基材の使用
      • 合理的な保証 (細胞基材の信頼性をバンク化の過程で予防策として講じる)
      • バンク・システムの種類
      • バンクのサイズ (*2)
      • 容器 (*2)
      • 密封方法 (参照*2)
      • 凍結保護剤 (*2)
      • 培地 (*2)
      • 凍結条件 (*2)
      • 保存条件 (*2)
      • 細胞生存率 (MCBの更新確認)
      • in vitro細胞齢 (MCBの解凍時)
      • 方法の記載 : 微生物汚染の回避,同一室内での他の細胞との交差汚染の回避,容器のトレーサビリティ,その際の文書化システム.保存容器のラベルの耐久性(ラベリングシステム).
      • *2: バンク化手法 : 細胞の拡大培養,複数培養容器で得られた細胞のプールの実施.バイアル充填(無菌)と凍結および保管(気相,液相),凍結融解後の一定の細胞生存率の保持と医薬品製そ造品質の向上性.
      • 災害対応 (火災,停電,人的過失)のためのセルバンクのマルチサイト保管,炭酸ガス自動補充システム,予備電源,自家発電システム.

      3. セル・バンク・システムの特性解析及び品詞評価に際しての一般的留意事項 [2.3]

      General Principles of Characterization and Testing of Cell Banks

      • MCBでは,特性解析試験 Tests of Identity,純度試験 Tests of Purity は1回実施すべきである.
      • WCBでは,一部の特性解析試験,純度試験は1回実施すべきである.
      • ウイルス安全性は,「ヒト又は動物細胞株を用いて製造されるバイオテクノロジー応用医薬品のウイルス安全性評価」(ICH Q5Aガイドライン:平成12年2月22日付 医薬審第329号 厚生省医薬安全局審査管理課長通知)を参考に実施する.
      • 培養期間中の細胞の安定性試験 Cell Substrate Stability は1回実施すべきである.

      参照ガイドラインと解析

      • 遺伝子組換え体細胞の場合は、「組換えDNA技術を応用したタンパク質生産に用いる細胞中の遺伝子発現構成体の分析」(ICH Q5Bガイドライン:平成10年1月6日付 医薬審第3号 厚生省医薬安全局審査管理課長通知)を、塩基配列及びアミノ酸配列解析のガイダンスとして参照すること。
      • 前述のガイドラインは,非組換え体の細胞で配列が分かっている場合は同方法により塩基配列を解析することは有用である.
      • 微生物ワクチン抗原やハイブリドーマの抗体ではこの解析は必ずしも必要ではない.
      • しかるべき理由がある場合は,MCBにかえてWCBで特性解析,品質評価を実施しても良い.

      以下の試験について,各細胞に適切な項目を選択して実施する.試験の詳細と結果を申請資料に記載する.

      (1) 特性解析試験

      • 一般的にMCBについて実施され,WCBでは一部が実施される.
      • 適切な試験法を選択して実施する.
      • 表現型,遺伝型が考えられる.
      • 全ての試験を実施しする必要はない.

      後生動物細胞の特性解析

      • 形態解析
      • アイソザイム解析
      • バンディング細胞遺伝子学的手法
      • 種特異的抗血清
      • 細胞腫特定マーカー(染色体のバンディング解析)
      • DNA解析(ゲノムの多型パターン (制限酵素断片長,繰り返し配列数,染色体中字ヌクレオチド繰返)
      • 目的タンパク質発現試験.

      微生物細胞の特性解析

      • 選択培地中での増殖解析
      • ファージ型分析
      • プラスミド・バンク(ICH Q5B)
      • 目的タンパク質発現確認)

      (2) 純度試験

      • 外来性の微生物因子・細胞の混入試験 (試薬・抗生物質の影響を考慮)

      後生動物細胞の純度試験

      • 細菌や真菌の否定試験: 全容器の1%,2本以上,pH.Eur, JP, USPに記載の微生物限度試験法)
      • マイコプラズマ (寒天平板培地と液体培地による培養および指標細胞培養法,Ph.Eur, JP, “Points to Consider in the Characterization of Cell Lines Used to Produce Biologicals” (FDA, CBER, 1993): 1 vial使用で十分)
      • ウイルス (汚染可能の正のある幅広い種類のウイルス検出を計画,ICH Q5Aを参考,WHO文書:生物薬品生産のための胴部細胞の使用に関する文書 2.3.4項)
      • 他の細胞株汚染 (交差汚染の機会のリスクレベルで試験の選択,同一室内での開放状態,目的タンパク質が意図通りに得られるか)

      微生物細胞の純度試験

      • 外来微生物や細胞の混入試験
      • バンク化した細胞の特性の考慮,科学文献,起源,培養法と材料から想定汚染,バンク化の室内で存在する他の生物の考慮,増殖可能/不可能培地の使用による観察:バンク化工程中での観察

      (3) 細胞基材の安定性

      • 意図した目的を果たすか
      • 恒常的な生産
      • 保存期間中の生産能力の保持
      • 最小継代培養細胞,パイロットスケール又は実製造条件細胞齢,又はそれ以上の細胞齢でのデータは1回は必要
      • 目的タンパク質が恒常的に生産されるか: 遺伝子又は得られたタンパク質の解析(生産性のみではない
      • CB保存条件下での安定性 (治験薬製造過程でデータは得られ申請資料に記載する.CB安定性モニタリング計画の提出,承認書には製造率確認試験の間隔を記載,生存率に著名な変化が無ければ追加試験は必要ない)

      (4) 核型分析及び像腫瘍性試験

      • 遺伝学解析は単独での試験は必要ないが,特性解析試験および純度試験では適切であろう.像腫瘍性は既知論文で示せれば必要ない
      • 生細胞存在の可能性がある生ウイルスワクチンの場合,この試験を行うこと.
      • 詳細に解析・評価されているMRC-5細胞やWI-38細胞では,これら試験は必要ない.ただし,新たに調製されたもので二倍体であこと,予定の細胞寿命であることを一度確認すること.

      試験方法は”WHO Requirements for the Use of Animal Cells as in vitro Substrates for the Production of Biologicals” (in WHO Expert Commitee on Bilogical Standardization 47th Report, WHO Technical Report Series No.878,1998).

      用語

      (1) In Vitro 細胞齢 (In vitro Cell Age)

      MCB融解->Harvestまでの時間尺度 (培養期間,細胞倍加レベル(PDL) or 一定の希釈手順での継代の場合では細胞境内数)

      (2) 親細胞 (Parental Cells)

      (3) 後生動物 (Metazoan) : 多細胞動物の特性を持つ生物.

      (4) 宿主細胞

      4. 付録 初代培養細胞の細胞基材

      生物薬品(バイオテクノロジー応用医薬品/生物起源由来医薬品)製造用細胞基剤の由来、調製及び特性解析 [43.13KB] (H12/7/14)

      English Title : Derivation andf Characterisation of Cell Substrates Used for Production of Biotechnological/Biological Products.

      https://www.pmda.go.jp/files/000156460.pdf

      ICH : International Conference of Harmonization

      編集履歴

      2024/09/04 Mrはりきり

    1. 今日の英語 – 順調だがまだ時間がかかる>good progess, but will not have

      今日の英語 – 順調だがまだ時間がかかる>good progess, but will not have

      I am making good progess on my working of inportant, but will not have definitive by today night.

      重要な作業については順調に進んでいるが、今日の夜までには決定的なものはできないだろう。

      編集履歴

      2024/08/20 Mrはりきり

    2. [用語] eCTD – 医薬品の製造承認申請 の申請書様式[2024/08/19]

      [用語] eCTD – 医薬品の製造承認申請 の申請書様式[2024/08/19]

      医薬品の製造承認申請

      医薬品の製造販売には、品目毎に厚生労働大臣による医薬品製造販売承認を受けなければなりません。

      製造承認申請書 : module 1に含まれる.A4で20~30枚 ,バイオ医薬品では50枚以上.

      承認申請書は,承認申請・届出等様式ダウンロード | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 (pmda.go.jp)から「様式二十二」の「医薬品・医薬部外品・化商品製造販売承認申請書」をダウンロードする.

      申請事項

      • 名称 (一般的名称、販売名 : 各一行)
      • 成分及び分量又は本質 : 1~2枚
      • 製造方法 : 数枚,バイオ医薬品では数十枚
      • 用法及び容量 : 数行
      • 効能または効果 : 数行
      • 貯蔵方法または有効期間 : 1行
      • 規格及び試験方法 : 数枚
      • 製造販売する品目の製造所 : 数行
      • 原薬の製造所 : 数行

      医薬品製造販売承認書 : 1枚

      • ◯年◯日付けで申請のあった医薬品の製造販売を、申請の通り承認する。
      • 承認条件 : ・・・・
      • ◯年◯日
      • 厚生労働大臣 △△

      添付資料の内容 (CTD): 2009年以降eCTDの提出可能

      • 品質 (Quality)
      • 安全性 (Safety)
      • 有効性 (Efficacy)

      添付資料の構成

      Medical Writting

      文書の作成手順の概要を以下に示す

      1. 文書作成
        MS Wordを使用してModule 1からModule 5を作成する
      2. PDF化
        Word fileをPDFに変換する
        カバーレター作成
      3. Submission-Ready化
        eCTD要件に合うようにブックマークの設定,リンク追加,ファイル名規則に従った命名.
      4. eCTD組立
        eCTD作成ソフトウェア( Lorenz DocuBridge, EXTEDO eCTD managerなど(を使用してPDF fileをeCTD形式に組み立てる.XMLバックボーンも作成する.
      5. バリデーション
        eCTDバリデーションツールを使用して要件を満たしているか確認する.

      M1 : 概要

      JP : 申請情報等行政情報及び添付文書に関する情報

      各国の行政情報 Regional Administrative Information

      1. 申請資料の目次
      2. 概説表

      [ignore]

      (ちなみに製造販売承認ではないが,US FDAのDMF登録など)

      [/ignore]

      1.2 :承認申請書写し (医薬品製造販売承認申請書)

      名称

      1. 一般名 :
      2. 販売名

      成分及び分量又は本質 :

      製造方法

      用法及び用量

      効能又は効果

      貯蔵方法及び有効期間

      規格及び試験方法

      製造販売する品目の製造所

      1. 名称
      2. 所在地,許可区分など(以下を参照)

      原薬の製造所 : <同様>

      備考

      別紙規格

      1. 名称 : <品目>

      含量規格

      1. 含量規格 : <説明>
      2. 確認試験 : <名称>
      3. 試験条件 : <説明>
      4. システム適合性 : <説明>

      規格及び試験方法

      1. 試験名 : 試薬・試液
      2. 規格及び試験方法 : <各種緩衝液の調製法の説明>

      規格及び試験方法

      1. 試験名 :
      2. 規格及び試験方法 : 特に定める試験と日局の通則及び一般試験による.

      製造方法

      1. 連番 :
      2. 製造所の名称 :
      3. 製造方法 : <説明,重要工程>
      4. 外部試験期間 :
      5. 次の製造方法の連番 : <002>,複数可能

      用法及び用量

      1. 投与経路 : xx
      2. 用法及び用量

      効能又は効果

      1. 効能又は効果 : ??

      貯蔵方法及び有効期間

      1. 貯法 :
      2. 容器 :
      3. 保存条件 :
      4. 有効期間 : 5年

      規格及び試験法

      1. 試験名 : 一般試験
      2. 試験及び試験の方法 : <説明>

      規格及び試験法

      1. 試験名 : 力価
      2. 試験及び試験の方法 : <説明>

      製造販売する品目の製造所

      1. 名称
      2. 国名コード : 999
      3. 所在地
      4. 許可区分又は認定区分
      5. 許可番号又は認定番号
      6. 許可年月日又は認定年月日
      7. 適合性調査の有無
      8. 適合性調査申請提出予定先 : ??(??県)
      9. 外部試験機関等
        • 名称
        • 住所
        • 適合性調査の有無
        • 適合性調査申請提出予定先 : ??(??県)

      原薬の製造所

      1. 名称
      2. 国名コード
      3. 所在地
      4. 許可区分又は認定区分
      5. 許可番号又は認定番号
      6. 許可年月日又は認定年月日
      7. 適合性調査の有無
      8. 適合性調査申請提出予定先 : 51(PMDA)

      備考1

      1. 製造販売許可
        • 許可の種類 : 1
        • 許可番号 :
        • 許可年月日
      2. 医療用一般用糖の別 : 12(医療用(薬価基準)
      3. コンビネーション製品該当の有無: 2(無)

      備考2

      1. 申請区分 : 178
      2. 安定性試験の継続 : 1
      3. 治験相談
        • 治験成分番号 :
        • 治験相談番号 :
      4. 添付資料の有無 : 1
      5. その他備考
      1.3 証明書類

      陳述書(申請資料,GLP,GCP)

      1.4 : 特許状況

      1.5 : 起原又は発見の経緯及び開発の経緯

      品質に関する試験の経緯 (低分子,原薬の安定性,製剤の安定性),非臨床,臨床に関する開発経緯についての説明と開発経緯図

      [ignore]

      • 起源又は発見の経緯
        • 申請品目の概要
        • 対象疾患
        • 発見の経緯
        • 臨床開発の経緯
        • pmda相談一覧
        • 開発の経緯と経緯図
        • 品質に関する試験の概要
          • <精製と残留する不純物と管理,有効性・安全性への影響>
          • <液剤,凍結乾燥注射剤>
          • <原薬/製剤の規格及び試験方法の設定>
          • <安定性の評価,継続実施>
        • 開発の経緯図
          • 品質/項目 (と添付資料の対照表)
            • 原薬/使用する原料,材料その他原材料
              • 製造(方法)/製造方法 (原薬,キット)
              • MCB
              • WCB
              • 管理/規格及び試験方法 (原薬,キット)
              • 安定性試験/安定性試験 (原薬)
            • 製剤
              • 製造(方法)/
              • 安定性試験/
            • 非臨床
              • 薬理
              • 薬物動態
              • 毒性 (単会投与,半部投与,遺伝毒性,局所刺激,その他)
            • 臨床

      規則第40条第1項イ「起源又は発見の経緯」に関する資料をいう.当該内容が第2部(5)に記載できる場合は省略できる.

      10枚程度で完結に記載する.

      発見のきっかけ.その後の開発(課題,計画変更,理由と対応,共同開発の分担は開発の経緯図に含めてよい),そして現在の有用性・安全性の記載

      申請製剤の効能以外を開発している場合その概略を記載

      [/ignore]

      非臨床試験の開発の経緯 (薬理試練,薬物動態試験,毒性試験)

      臨床開発の経緯 (海外における臨床開発の経緯及び承認事項,国内における臨床開発の経緯, P1, P2, P3,臨床データパッケージについて,予定する効能・効果,用法・用量

      臨床的有用性

      参考文献

      1.6: 外国における使用状況等に関する資料<内部>資料

      1.7 : 同種同効品一覧表

      類似する他の地利用法との比較検討等 (既存品,本品の位置づけ(現在との関連,臨床的意義,有効性)

      1.8 :参考文献

      後発医薬品に係るCTD 第1 部(モジュール1)作成の手引き

      1.9 :

      1.9: 一般名

      一般名称に係わる文書

      1.10: 毒劇物

      毒薬・劇薬の指定審査に関する資料

      1.11~ : 医薬品リスク管理計画

      1.13 : 臨床試験のデザインと方法論

      PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)との相談内容を記載する必要があります。これは、治験計画書(Clinical Trial Protocol)の一部として、治験の進行において重要な情報を共有し、透明性を確保するためです。

      具体的には、治験の進行中にPMDAとのやり取りや相談内容を記録し、必要に応じて更新することが求められます。これにより、治験の透明性と信頼性が向上し、治験の結果がより信頼性の高いものとなります。

      Module 2

      • CTDの概要
      • <概括評価の記載>

      2.1

      CTD 目次/TOC

      2.2

      緒言 introduction

      [品質]

      2.3 品質概要資料 Quality Overall Summary

      • M3の概要を記載
      • 日本では、手厚く記載が求められる

      2.3.S 原薬 drug substance

      ・略号
      ・目次,図,表

      2.3.S.1 一般情報 general information (name, manufacture)
      2.3.S.1.1 名称

      [ignore]


      ・ <INN>
      ・ <JAN>
      ・<化学式又は本質>
      ・開発コード
      ・CAS番号

      [/ignore]

      2.3.S.1.2 構造

      [ignore]

      ・図式
      ・化学構造,アミノ酸配列
      ・ジスルフィド結合
      ・糖鎖結合部位,糖鎖構造 (N型,O型,Fur, Gal, GlcNAc, Man, NeuAc)
      ・分子式
      ・一般特性,性状構
      ・造及び特性 (一本鎖,二本鎖,分子量,品質特性,
      活性,不純物,純度,など)

      [/ignore]

      <表紙>

      <開発コード,name, CTD概要->品質に関する概括資料->製造>
      ・略号
      ・目次,図,表

      2.3.S.2 製造 (開発コード,manufacture)
      2.3.S.2.1 製造業者

      ・<原薬製造業者>
      ・<製剤製造業者>
      ・<分析サイト>

      2.3.S.2 製造方法及びプロセスコントロール

      ・<製造フローチャート> 管理値,IPC, 重要工程
      ・<ロット,スケール>
      ・<製造方法の説明> USP, DSP
      ・<工程管理の説明>

      2.3.S.2.3 原材料の管理

      ・<原材料リスト> 品名,メーカー,規格,工程
      ・レジン
      ・シングルユース> 適格性(バリデーションデータ: E/R)
      ・原薬保管容器
      ・生物起源の管理
      ・培地,緩衝液の組成
      ・<細胞> 起源・履歴,生産株作成,発現プラスミドと遺伝子配列・アミノ酸配列,構造図式,遺伝子マップ,トランスフェクション,クローニング,MCB,WCB,CBの特性解析,CBの安定性,CAL, 廃棄・更新基準


      2.3.S.2.4 <重要工程における管理>
      ・重要工程
      ・重要中間体


      2.3.S.2.5 <プロセスバリデーション>

      ・USP (Seed, 拡大培養,培養上清の品質), DSP (カラム,UF, etc),目的物撫順物,工程由来不純物,HCP, HCD, Et, レジン使用回数,スケールダウンモデル,工程間保持安定性,製造工程開発の経緯,


      2.3.S.2.6 製造工程開発の経緯

      ・USP, DSP,製法変更,

      ・製造方法間のコンパラビリティ (Structure: peptide map,Glycosilation,Sialic Acid, iEF, SDS-PAGE,SEC, Western Blotting, Titer, Impurity, SS bond, 糖組成,糖鎖構造,MS (分子量),CD, まとめ

      <表紙>

      ・CTDの概要->品質に関する概括資料->特性
      ・略号リスト
      ・目次,図,表

      2.3.S.3 特性 characterisation (name, matufacture)

      ・<構造およびその他の特性解析> 構造,(アミノ酸組成,peptide map, N末,C末, 全アミノ酸配列,BB bond, 糖組成,シアル酸,糖結合部位,N型糖鎖構造,O型糖鎖構造,糖鎖マップ(AEX)
      ・<物理化学的性質> 分子量,MALDI-TOF-MAS, SEC, SDS-PAGE, IEF, cIEF, RPC, CEX-HPLC, UVスペクトル,急行係数,CD, 蛍光スペクトル,FT赤外吸収(FT-IR)スペクトル,Western Blotting, 結合活性,In vitro titer (数種類:細胞,シグナル,など),酸化体,デアミド,重合体,分解物,製造工程由来不純物

      <表紙>

      2.3.S.4 原薬の管理 control of drug substance (name, manufacture)

      ・<規格及び試験法> 項目-試験方法-規格,試験方法の説明,純度,含量規格,性状,確認試験,ペプチドマップ,など必要な項目)
      ・<試薬・試液>
      ・<試験材料管理> 特殊試薬,分析バリデーション(特異性,震度,並行精度,室内再現性,直線性,定量限界,範囲)

      <表紙>

      2.3.S.5 標準品又は標準物質 reference standards or materials (name, manufacture>

      ・標準品又は標準物質 (name, manufacture)
      ・一次標準物質
      ・調製と保存
      ・品質試験の結果
      ・更新管理基準
      ・試験項目の説明,試薬・試液の調製方法,試薬の管理

      <表紙>

      2.3.S.6 容器及び施栓系 container closure system (name, manufacture)

      ・容器及び施栓系 (name, manufacture)
      ・仕様,規格及び試験方法,適格性

      <表紙>

      2.3.S.7 安定性 stability (name, manufacture)

      ・安定性のまとめと結論
      ・承認後の安定性試験計画と実施
      ・安定性データ (試料と条件,ロット),長期,加速,過酷,凍結融解,逸脱の有無,表記項目と結果,デアミド体と酸化体,結論
      ・データテーブル

      2.3.P 製剤 drug product

      <表紙> 第2部 CTDの概要 2.3 品質に関する概括資料

      <略号>

      <目次> <図><表>

      2.3.P 製剤

      2.3.P.1 製剤及び処方 description and composition of the drug product (name, formulation, manufacture)

      ・処方組成

      2.3.P.2 製剤開発の経緯 pharmaceutical development (name, formulation)

      2.3.P.2.1 製剤成分

      ・原薬
      ・添加剤
      ・処方溶液の投与試験

      2.3.P.2.2 製剤

      ・製剤設計 (pH, 液剤/凍結乾燥/凍結, 検討内容)
      ・投与方法と使用量
      ・物理化学的性質及び生物学的性質

      2.3.P.2.3 製造工程開発の経緯

      ・製造工程変更の経緯
      ・確率した製法 (濃度調製法,無菌ろ過方法)

      2.3.P.2.4 容器及び施栓系

      2.3.P.2.5 製剤の特徴 (製剤の充填状態,無菌,窒素充填)

      2.3.P.2.6 適合性 (compatibility)

      • 医薬品製剤の開発における背景や設計の考慮事項、選択した配合の理由などが記載
      • 投与までの安定性

      製剤開発において、以下のような場合に「compatibility」に言及します:

      • 有効成分と賦形剤の適合性:安定性や物理化学的特性の評価結果。
      • 包装材料との適合性:製剤が包装中で安定性を保つかどうかのデータ。
      • 他の医薬品との適合性(必要に応じて):共用時の相互作用の可能性。
      2.3.P.3 製造 manufacture (name, formulation)

      2.3.P.3.1 製造業者

      2.3.P.3.2処方

      ・仕込み量

      2.3.P.3.3 製造方法及び工程管理

      ・フローチャート (工程とIPC)
      ・製造ステップの説明と工程管理)

      2.3.P.3.4 重要工程と重要中間体

      2.3.P.3.5 PV

      ・実施ロットと内容
      ・各工程の説明と結果 (均一性,調整後の品質分析)
      ・分注工程 (充填精度,含量の均一性,充填液の品質分析)
      ・まとめ

      2.3.P.4 添加剤の管理 control of excipients

      2.3.P.4.1 規格及び試験方法

      ・添加剤名と規格
      ・試験方法 (JP, ICHなど,バリデーション)
      ・動物起源の添加部
      ・新規添加物

      2.3.P.5 製剤の管理 control of drug product

      2.3.P.5.1 規格及び試験方法

      ・試験項目と試験方法および規格(table)
      ・各試験法の説明
      ・試薬・試液の調製と管理
      ・試験方法のバリデーション
      ・ロット分析結果 (Table, 各試験結果の説明)

      2.3.P.6 標準品及び標準物質 reference standards or materials

      2.3.P.7 容器及び施栓系 container closure system

      ・仕様(材料名,規格,材質,サイズ
      ・図面と写真
      ・適格性

      2.3.P.8 安定性 stability

      2.3.P.8.1 安定性試験の結果とまとめ

      ・試験条件 (表と試験条件の説明)
      ・承認後の試験計画と実施 (継続試験)
      ・長期安定性試験の結果
      ・加速試験
      ・過酷試験(温度,光)
      ・試験結果一覧表

      Module 3

      • <品質に関する文書, 各内容の詳細 (品質 Quality)を記載>

      3.1 目次

      3.2 データ又は報告書

      3.2.S

      3.2.P

      3.2.A その他

      3.2.A.1 製造施設及び設備 (品名,製造業者)

      3.2.A.2 外来性感染性物質の安全性評価 (品名,剤型,製造業者)

      3.2.A.3 添加剤

      3.2.R 各局の要求試料

      3.3 参考文献

      [非臨床]

      2.4

      非臨床概括評価 non-clinical overview

      2.4.1

      2.4.2

      2.4.3

      2.6

      非臨床の概要文及び概要表 non-clinical writen and tabulated summary

      2.6.1 緒言

      コラテジェンの場合は,プラスミド構造の図をもちいて作用と臨床成績,予想される効能効果性能,用法用量または使用方法を記載.

      2.6.2 薬理試験の概要文(本文として)

      2.6.2.1 まとめ

      2.6.2.2 効力を裏付ける試験

      2.6.2.2.1 作用機序(細胞培養系,ヒト骨格筋細胞,血管内皮細胞,他の薬剤との比較

      2.6.2.2 病態モデル動物による薬理作用 (ラット)

      2.6.2.2.3 異なる製造設備による製剤の比較 (HGF発現比較)

      2.6.2.2.4 投与量と間隔 (ウサギ骨格筋,濃度,量,HGF発現量,βからくとしだーぜ発現量)

      2.6.2.2.5 収容代謝物OC体の特性解析

      2.6.2.3 副次的薬理試験

      2.6.2.4 安全性薬理試験 (中枢試験系,呼吸器系)

      2.6.2.5 薬理学的毒物相互作用試験

      2.6.2.6 考察と結論

      2.6.2.7 図表

      2.6.2.8 参考文献(15本)

      2.6.1 緒言

      2.6.2

      2.6.3

      2.6.4

      Module 4

      • <非臨床試験報告書 non-clinical study reports>

      4.1

      4.2

      4.3

      4.4

      4.5

      [臨床]

      2.5

      臨床概括評価 clincal overview

      2.5.1

      2.5.2

      2.5.3

      2.5.4

      2.5.5

      2.5.6

      2.7

      臨床概要 clinical summary

      2.7.1

      2.7.2

      2.7.3

      2.7.4

      Module 5

      • <臨床試験報告書 clinical study reports>

      スケジュール

      • 開発開始
      • 非臨床試験
      • 臨床試験
      • 申請
      • 承認 (申請から1年)

      承認審査機関 : pmda

      [ignore]

      [/ignore]

      [ignore]

      1. m1
        • us
          • 3938
          • agent-change
          • cover-letter
          • signed form
          • statement-of-commitment
          • us-regional.xml
      2. m3
        • 32-body-data
          • 32s-drug-sub
            • <product name>-<manufacture name>
              • 32s7-stab
                • stability (pdf)
      3. util
        • dtd
          • ich-ectd-3-2.dtd
          • ich-stf-v2-2.dtd
        • style
          • ectd-2-0 (XSL syyle sheet)
          • ich-stf-stylesheet-2-3 (XSL style sheet)
          • valid-values.xml (xmlfile)
        • index.xml (xmlfile)
        • index-md5 (text file)index-md5 (text file)index-md5 (text file)

      [/ignore]

      eCTD作成の手引き 第4.2版 ゲートウェイ対応版 | 医薬品評価 …(2016)

      電子化コモン・テクニカル・ドキュメント(eCTD)作成の手引き …(第3部改訂版, 2017)

      eCTD – JPMA (2017)

      eCTD v4.0提出事例紹介

      eCTD v4.0 国内チェック項目一覧 – PMDA

      eCTD 作成支援(eCTD編纂)サービス

      編集履歴
      2020/03/03 Mr.HARIKIRI
      2024/08/14 追記(様式のダウンロード)
      2024/08/19 追記(各moduleの概要)
    3. [ALS] 治療薬

      [ALS] 治療薬

      日本国内のALS治療薬

      1. リルテック (Sanofi), 1999
      2. ラジカット(MTPC), 2015

      [ignore]

      1. ロゼバラミン(メコバラミン, エーザイ), 2024

      [/ignore]

      編集履歴

      2024/08/14 Mrはりきり

    4. [ナレッジ] ビジネス英語・略語

      [ナレッジ] ビジネス英語・略語

      1. AFAIK : As Far As I Know; 知る限り
      2. ASAP : As Soon As Possible; できるだけ早く
      3. BRB : Be Right Back; すぐ戻る
      4. DND : Do Not Dirturb; お休みモード
      5. ETA : Estimated Time of Arrival; 到着予定時間
      6. EOD : End of Day; 完了日
      7. FYI : For Your Information; 参考まで
      8. HR : Human Resources; 人事
      9. IMO : In My Opinion; 私の意見では
      10. N/A : Not Applicable; 該当なし
      11. OOO : Out of Office; 不在
      12. PTO : Paid Time Off; 有給休暇
      13. SOP : Standard Operating Procedure; 標準作業手順
      14. SOW : Statement of Work; 企画提案書
      15. TBD : To Be Decided; 未定
      16. TBC : To Be Confirmed; 確認待ち

      2024/08/14 Mrはりきり

    5. [Life] 引っ越しの最後の荷物を開いた.もう7カ月も経過したのだが.忙しくて。[2024/08/12]

      [Life] 引っ越しの最後の荷物を開いた.もう7カ月も経過したのだが.忙しくて。[2024/08/12]

      引っ越し

      したのは,昨年2023の12月でした.大阪にもどってから失業手当の手続き,健康保険の任意継続の手続き,就職活動(転職サイトの登録やヘッドハンターとの面談,会社との面談,飛び込みでの面談など),と忙しいような,まとまった時間があり暇なような,不思議な4カ月を過ごしました.月日が経過してくると焦る気持ちも出てきましたが,ゴールデンウィーク頃には就職先がきまり,iDeCoの手続きも完了.早期で修飾できたのでハローワークからお祝い金(みたいな)の受取手続きもありまた.また,新しい職場での社会人としてのリハビリが終えた7月末には,やっと最後の荷開きを終えました.引っ越し荷物はレンタルルームに預けていたので,7月末に解約し全ての荷物は実家に異動させることが出来ました.必要のないベッド,TV,布団,洗濯機,冷蔵後,などは千歳で処分してきましたが,また,どこか大阪でない就職先が決まれば,最小限の生活必需品で単身赴任もやぶさかでないとの考えでした.そのため,ベッドのマットレスや電子レンジ,トースター,ポット,食器類,調理器具,テーブル,などはレンタルルームに保管していました.でも,もう大阪から離れることは死ぬまでないなと決めたので,これらは捨てることにしました.「つくもがみ」がついたかもしれない物品の皆さん,長らくつきあってくれて「ありがとう」.これから僕は新しい生活になれていかなければならないので,君たちとはお別れしなければならないのです.一緒に生活してくれてよかったよ.

      写真は、千歳AEONにある王将の餃子。大阪の王将はいくらもあるけど、ここの餃子は格段に美味しかった。週に3回は食べていた。皮が柔らかい方がが好きなためかも知れらい。

      2024/08/12 Mrはりきり

    6. [WP] Synolgoy NASのサイトヘルスでいつも問題のままだった永続キャッシュ(パーマネントキャッシャ)をNASにredis serverをインストールして解決する方法

      [WP] Synolgoy NASのサイトヘルスでいつも問題のままだった永続キャッシュ(パーマネントキャッシャ)をNASにredis serverをインストールして解決する方法

      サイトヘルス

      は,WordPressの状態を示してくれます.いつも「永続キャッシャ」が問題であると出てくる.どうすればいいのだ.ここ数年で何度となくGoogle検索したものの解決策は見つけられずにいた.今日,Google検索してみたら,redis serverを使えとあったので,それを実行してみた.以下,その要約を示す.

      1. Synology NAS -> パッケージ -> Container Manager」をインストール
      2. (dockerはcontainer managerにパッケージ名が変わった)
      3. Container Manager -> レジストリ(Registry)画面で「redis」を検索
      4. 表示された「redis/redis-stack」をダウンロード(latest).
      5. イメージ(image)画面 -> 「redis-stack」をクリックで選択し,起動する
      6. (設定画面が現れるので,portのみ入力して他の環境変数は削除),次に行く.
      7. (確認画面が現れるので),完了で起動する.
      8. Synology NASのWordPressにプラグイン「redis object cache」をインストールし,キャッシュを有効にすれば完了.

      サイトヘルスには永続キャッシャの問題は綺麗に消えたのだが,果たしてパフォーマンスは実際に改善しているのだろうか? パフォーマンスの改善があれば,Google検索におけるサイトの序列があがり閲覧数が増えるはずなので,それで確認ができるのかな.

      参考

      永続キャッシャ(パーマネントキャッシャ)するには,redis serverをSynology NASで稼働させる方法で良いようだ.以下のサイトを参考にした.

      Synology NAS WordPress Redisサーバと「Redis Object Cache」プラグインのインストールおよび設定 | masao-Tec-blog

      自動ロードオプション

      というものがWordPressにはあるらしい.この数が多いとページを読み込むたびに自動ロードされるためパフォーマンスが落ちるのだが,永続キャッシャを有効にすれば問題なくなるようだ.今回,永続キャッシャを有効化できたので,この「自動ロードオプション」とやらも小さくして推奨されている800kb未満を目指してメンテナンスしてみようと思う.その報告はまた今度.

      編集履歴

      2024/08/11 ミスターはりきり

    7. [物価高] HDDも買えないヨ.

      [物価高] HDDも買えないヨ.

      物価高でNASの稼働も大変だ

      コロナが落ち着いてきたと思ったら,世界情勢の問題で日本でも昨年の夏頃から物価高が進んでいる.加えて円安だから物価高は根が深い.

      当サイトはSynology NASにWordPressを導入して運営しているが,故障した時のために昨年7月に8T HDDを1台確保しているものの,もう一台予備でもと思いAmazonでWD HDDの価格を見てみたところ,WD Red Plus 8TBで(CMR)の価格は34,140円だった.昨年2023/07の購入額は,26,919円だったので,約1.3倍に値上がりしたことになる.下表には12TB HDDの価格も併せて示した.

      DateWD Red 8TB 税込み取得価格WD Red Plus 12TB 税込み取得価格
      2020/05/28(?????, ???), 27,800円n/a
      2021/12/13(?????, ???), 23,380円n/a
      2022/09/28n/aPlus (7,200rpm, CMR), 41,527円
      2022/10/13Plus (5,640rpm, CMR), 28,961円n/a
      2023/07/06Plus (5,640rpm, CMR), 26,919円n/a
      2024/08/11Plus (5,640rpm, CMR), 34,140円(Amazonから)Plus (7,200rpm, CMR), 54,050円(Amazonから)

      どうしようか.まだ,待つか! 円安が落ち着いてくるのを待ってからにするか,年末くらいは最低でも待つことになるだろうな.

      編集履歴

      2024/08/11 Mr.Harikiri

    8. [SwitchBot] プラグミニの故障がいっぺんに来たが,交換期間を逃してしまった.

      [SwitchBot] プラグミニの故障がいっぺんに来たが,交換期間を逃してしまった.

      SwitchBot

      のプラグミニは,「プラグ」の後継機種ですが,このような後継機が出てくる場合,品質劣化や初期不良はよく聞く話なので当初購入時には躊躇した記憶があります.

      最近,プラグミニが動かないことに気が付きました.

      結局,以下に示したサポートページに製品寿命が短いロットがあることのアナウンスがあったようです.僕は,これを逃していました.購入したのはAmazonですが,Amazonから連絡が発出されていたのかな.メールを取りこぼしたいたかも知れません.もし,Amazonからの連絡がなかったのなら今回の不具合について,製品の製造ロットに由来することを知るには少し難しいですね.

      SwitchBotのプラグミニの故障(電源が手動でも入らない)の問題に気が付いたのは,2つ目の故障を発見した時でした.最初(1回目)の故障の確認は,デスクトップPCの電源に繋げていたのですが,あまり起動しないPCだったので,結局,2024/8月に入ってからプラグミニが動かないことに気が付きました.このプラグミニは経年劣化と思ってその場で廃棄しました.

      次に,数日後,その外付けHDDを起動してデスクトップPCで作業するときに気が付きました.その外部HDDにもSwitchBot プラグミニを接続していたためです.

      これはへんだと思ってネットで調べてみると以下のメーカーのサポートベージに辿れました.

      不具合のあったロットは2023/01から2023/06に販売された特定の番号のプラグミニだとのこと.交換時期は,プラグミニが最後に販売された月,即ち昨年2023/06から1年間だったようで2024/07/01に終了していました.

      その後,新品のSwitchBot プラグミニは動くことを確認しました.合計2個のプラグミニが不良品ということになりますが,未使用のプラグミニは今日から使用してみます.いつ壊れるか観察してみましょう.

      最初に見つけた不良品の製造番号は廃棄処理したため不明ですが,2つ目の故障となったHDD用のプラグミニの番号は,2240でした.

      プラグミニの不良品の数はトータルでどれくらいあったのでしょうか?

      前の製品である使用中の複数あるプラグは今も現役で動いています.

      不良品の番号は以下の通り.2219,2220,2221,2224,2225,2226,2227,2231,2233,2235,2236,2237,2239,2240,2241,2245,2252,2309,2310,2313

      【専用】プラグミニ交換について – SwitchBotサポート (switch-bot.com)

      編集履歴

      2024/08/11 Mr.Harikiri

    9. [WP] 投稿を並び替えて表示させる: WordPress Popular Postsプラグインを使う [2024/08/11]

      [WP] 投稿を並び替えて表示させる: WordPress Popular Postsプラグインを使う [2024/08/11]

      WordPressの投稿を人気順で表示させるには

      このサイトを立ち上げてからもうかれこれ6年くらいになりますが,当時はいろんなプラグインをインストールして楽しんでいました.最も楽しかった時期だったのかも知れません.

      今日は,しばらく投稿やサイトのメンテナンスに遠ざかっていましたので,少し気を引き締めて,これからはもう少しは楽しく投稿したりメンテナンスをしたりできるようにと思っています.

      沢山の投稿を書いてもどれが人気であるのか知ることは,投稿活動にも身が入ると言うものです.今回は,当サイドでも人気順に投稿を表示させようと思います.参考となる以下の記事を参考にした.

      結局,自分でコードを書くのは,まだしんどいのでプラグインだけで「人気順の投稿表示」ができる「WordPress Polular Posts」というプラグインをインストールすることにしました.

      昨日は,インストールしただけで終わってしまったが,今日は,ページに「WordPress Popular Posts」を挿入してみた.

      WordPress標準のブロックエディタを使っているなら,「+」から「WordPress Popular Posts」ブロックを好きなページの好きな場所に追加する.追加した場所には各種設定項目が入力可能となっているので,必要な項目を入力すれば完成.保存してページをブラウザで見てみよう.

      参考文献

      1. プラグインだけによる : プラグイン「WordPress Popular Posts」の使い方!人気記事の表示やカスタマイズ方法を解説 | PicoWeb
      2. 独自コードも含めた方法 : 【【Wordpress】 人気順(閲覧数順)に投稿を並び替える方法 (to-ko-s.com)
      3. cssファイルを追加する方法 : WordPressでCSSを編集する方法(編集、追加、サイト外観のカスタマイズ) (kinsta.com)

      編集履歴

      2024/08/11 Mr.Harikiri
      2024/08/12 追記(ページへのWordPress Popular Postsの埋め込み)