[WordPress] Hummingbird プラグイン – Optimize Plugin ID14398

サイトのレスポンス改善

サイトのレスポンス改善には、基本的に以下の「システム構成」で運用しています。

Autoptimizeプラグインは、多数のプラグインとの比較でも最もレスポンス改善があるすばらしいプラグインです。

Autoptimzieプラグインに代わるもっと良いプラグインはないか、第二弾として、Hummingbird Ver.2.30を試してみた。

Autoptimizeプラグインは、非AMP対応のサイトで導入するプラグインです。AMP対応を完了したサイトであれば、AutoptimizeおよびHummingbirdなどのOptimizeプラグインは、不要になると思います(2020/08/25)。

注意 (2020/04/24)

この記事は、「Hummigbird」に対して少し批判的に書きましたが、プラグインの評価の方法として、敢えて、当初のまま残すことにしました(2020/08/25)
以下の評価結果は、現状のシステム構成より古い構成で検討した結果(2020/2月)についてまとめたものです。「Hummingbird」のバージョンも上がっているので、より使いやすくなっているものと思われます。ただし、インターフェースは、急には変えにくいため、使いづらさは、今現在でもそんなに改善はないかもしれません。

システム構成

Synology NAS

  • 2020/07現在
  • DS920+ (DS918+からWordPressを載せ替え, 2020/07)
  • Disk Station Manager, Version 6.2.3-25426 Update 2 (2020/09/16現在)

WordPress

  • Version : 5.5.1-ja
  • Theme : Twenty Twenty
  • Editor : Gutenberg (標準エディタ)

Hummingbird Ver.2.3.0を試す(2020/02)

Hummingbird – Speed Optimize, Cache, Minify & Defer Critical CSS/Javascript

https://wordpress.org/plugins/hummingbird-performance/

タイトルにOptimizeとあったので、Autoptimizeに代わるコード最適化のプラグインだと意気込みましたが、cache関連が主軸のプラグインでした。

以下、総評のみで勘弁してください。

  • 説明文が多い
    Hummingbirdは、Autoptimizeと比較して、英語圏外ユーザーでは、直感的に使いにくい。説明文が多く直感的に使えない。説明しないといけない機能は、自信の無い現れかもしれない。日本語でも同じだが。
  • 余り意味のないテスト
    Hummingbirdは、最初の運用前のテストを行うが、得られたデータは詳しく示されるものの、改善提案がないものがほとんどだった。Google PageSpeed Insightsのテストをユーザーが行う方がシンプルである
  • 主たる機能はコード最適化ではない?
    Hummingbirdの主たる機能は、cacheのようで、JavaScript, CSS, htmlなどのコードの最適化は、PRO版でしか使用できなかったためAutoptimizeとの比較はできなかった。
  • cache機能は不明
    Hummingbirdのcache機能の効果は、未実施で不明だが、cache機能は、プラグインの違いによる性能差は、他のcacheプラグインの比較をした経験から余り大きく無いと考えている
  • 改善提案が消極的
    初期設定では、改善提案としてdefault設定されないため、速度改善がほとんど見られななかった。テストの実施は何のためか?

結論

インストール数は、90,000以上と少し期待したが、目当てのJavaScript, CSSなどのコード最適化は、PRO版にのみでしか使用できなかったため試すことができませんでした。

JavaScript, CSSなどのコード最適化は、サイトの速度を最も改善できる要素ですが、なかなか「Autoptimize」より良いpluginが見つけられません。

Autoptimizeプラグインの導入記事は、以下をご覧ください。

Autoptimizeプラグインのサイトは、以下から飛んでください。

Autoptimizeを更に高速化できるcriticalcss.comのサービスがあり、興味がでてきている。毎月1000円はきついな^^)

criticalcssについては、以下の投稿で少し紹介しています。

追記

PageSpeed Insights (PSI)のスコアが悪くなりがちなのは、モバイルの場合です。PCではほとんどの場合90超えになります。

そこで、モバイルのスピードアップとしてAccelerated Mobile Pages (AMP)に手を出してしましまいました。AMPプラグインについては、以下の投稿をご覧ください。