[WordPress] 遅延読込プラグイン比較 – (1)Lazy Loader, (2)Lazy Load, (3)a3 Lazy Load (2020) [2020/01/27] ID8071

画像遅延プラグインの効果

以下の3つの画像遅延ローダーをGoogleのPageSpeed Insightsのスコアで比較しました。

画像遅延処理のPluginの有無でPageSpeed Insightスコアは、以下のように改善できた。

結論

結論から言うと今回の結果から、採用したPluginは、 「Lazy Load – Optimize Images Ver.2.3.2」です。

評価方法

例えば、以下のアドレスをGoogle Page Speed Insightsに入力して測定します。(https://harikiri.diskstation.me/myblog/wordpress/7804/)

結果は、モバイル : 40程度 → 50程度

少し長文のページのスコアも測定しました。

結果は、モバイル : 25程度 → 35程度

比較検討したPluginのバージョン

  • Lazy Loader Ver.5.1.2
  • Lazy Load – Optimize Images Ver.2.3.2
  • a3 Lazy Load Ver 2.2.2

結果の概要

Lazy Load と Lazy Loader

Lazy Load >= Lazy Loaderと、PageSpeed Insightsスコアで若干の差があったが、ほぼ同等。

ただし、Lazy Loadでは、連続でスコアを測定すると、だんだん良くなる傾向がある。cache関係で相性が良いのかもしれない。

a3 Lazy Load

パソコンでのPageSpeed Insightsスコアが高く出る傾向がある。長文の投稿ページでは、スコアの改善が殆どなかった。これからのPage作りは、モバイル・オリエンテッドなどで、パソコンでのスコアは、以下の通り良かったが、採用を見送ることにした。

ルート(myblog) モバイル

  • モバイル : 35⇨57
  • パソコンで91が最大値。その他のPluginでは、モバイル55が最大/パソコンでは、90を超えない(87程度)

ルート(myblog) 長文ページ

  • モバイル : 25⇨25
  • パソコン : 65⇨91

まとめ

これまでに、Autoptimize プラグインによるCSS, JavaScriptなどの最適化、WP-Optimizeによるcacheのによる最適化、EWWW Image Optimizerによる画像の軽量化を検討してきました。今回は、画像の遅延表示によるPageSpeed Insightsスコアの改善を検討しました。

  1. Autoptimizeプラグイン (Java Script, CSSおよびhtml最適化)
  2. WP-Optimize プラグイン(キャッシュのみ有効化)
  3. EWWW Image Optimizer (画像の縮小化)

総合改善度

まとめに記載したように、ごく最近まで速度に関するスコアについて知識がなかったため、関連するプラグインは、何も入れていなかった。そのときのスコアから現在までのスコアの改善度は、以下の通りです。

まだまだですが、当初のことを思えば、劇的な改善度です。

PageSpeed Insightsスコア: Plugin導入前からの変遷

ルート(myblog)

長文のページ

  • モバイル : 2~3 → 50程度
  • モバイル : (未測定) → 35程度

以上