[健康] 白内障 – 術後 – 3.5ヶ月後の経過状態 (体験記) – [2020/05/29] ID16434

ID16434

はじめに

体験記です。3.5ヶ月前に3泊4日で両面の白内障手術を受けました。3.5ヶ月後の状態を記録します。

前提

以下の記載は、術後5日後の記事に記載した内容と同じです。

  • 20歳代から「角膜変性症」だと言われていたが、治療法は無いと聞かされていたので、放置していた
  • 右目は、15年前に自然(以下、白内障手術の経過・関連記事「白内障-術後-5日後の経過状態」参照)なかたちで、網膜裂孔を起こして丸い穴が空いたため、穴がこれ以上広がらないようにレーザー固定術を受けている。
  • 網膜裂孔の際、眼底出血もあり、その残骸は硝子体混濁、若しくは、強い飛蚊症として後遺症が残っている。その残骸として、「輪っか状の影」と「ガーゼ状に見えるもの」が浮遊しているのが常時見えるようになった。残骸は、数年掛けて少なくなっていき、次第に視野に居座る確率が低くなり、見えやすくなっている。
  • 左目は、17年前にサッカーボールが真正面からあり、眼底(または眼内)出血して、その残骸が残っている。その時、町医者では網膜裂孔等の異常は無いと言われた。また、15年前の医者の見立てでは、網膜が剥がれる寸前のような状態であって、ラップを綺麗に貼れなかったような歪んだような波打った状態になっているとのこと。その時は、レーザー固定術は実施せず、その数年後に、レーザー固定術を行なっている。
  • 以上、13年前までには、両眼共に網膜剥離予防のために、レーザー固定術を完了している。
  • その後、数年かけて眼内の残骸が少なくなることで見えやすくなっていった後、事務作業での文字を見るに際し、継続的な視力低下を覚えていた。その自覚症状は、PC画面のコントラストが低いと感じこと、紙文書の文字を見る際、目を動かして、眼内に残る残骸を視界からどけながら見るという不自由が増加していったこと、および、白っぽく見える白内障の症状も加わってきた。
  • 以上の見え方に関わる要因は、以下の項目が考えられる
    • 角膜変性症 (点状角膜ジストロフィー)の悪化
    • 飛蚊症の悪化 (基本的には眼内での出血に由来すると考えている)
    • 白内障の進行
  • 霧の中、若しくは、ガーゼが掛かったような見え方に強く関係する要因は、

    「角膜変性」、「硝子体混濁」および「白内障」

    であると推察している
  • 字がにじむ、若しくは、焦点が合わない感覚に強く関係する要因は、

    「眼内の残骸」

    であると推定している。

白内障手術の術前の見え方

以下の記載は、術後5日後の記事に記載した内容と同じです。

  • 特に逆光では、霧の中、若しくはガーゼが掛かったような見え方をしていました。特に左目は、その具合が強かった。この症状は、左目の白内障の度合いが強かったためです。
  • 視野を邪魔する感覚に対しては、目を左右、又は、上下などに動かしてやると、一瞬視野が確保されるため、その瞬間は、文字がにじまずに、良く見えます。この症状は、眼内出血をしたことがあるため、その残骸が視野を邪魔している(硝子体混濁)ためです。

術後3.5ヶ月・現在の見え方

遠くを見る場合

  • 5日後 – 霧の中にいるような見え方は無くなり、鮮明に見えるようになりました。まさに、白っぽい黒ではなく、黒色は黒色に見えます。天然色が戻ってきたという感じです。景色をみ見るのが嬉しい。
  • 3.5ヶ月後 – 後発性白内障を懸念していましたが、3.5ヶ月後では、まだ大丈夫のようで。よくみえています。夕暮れ時の外の景色もよく見えています。暗いところは暗いことなりにはっきりして見えています。
  • 5日後 – 車を運転していて、逆光・順光を問わず、見え方の違いの差は少なくなり、よく見えている。
  • 3.5ヶ月後 – 日中の運転も白っぽい見え方で、ある意味アブかなったのですが、暗中模索のような恐る恐るの運転では無くなりました。余裕を見て運転できます。術前では、日中の信号が本当に見えずらく、遠くからは殆ど見えていませんでした。助手席の奥さんに、「この先の信号は何色」と聞いていたシチュエーションも多々ありましたが、今では、助手席の奥さんに確認するようなことは全くありません。ただし、硝子体混濁の残骸(ガーゼ状のものが浮遊)が、視界を遮る時がありますが、眼球を素早く動かすことで、中心視野からは移動してくれるので、それくらいのことであれば全然大丈夫です。

近くを見る場合

  • 術後5日後 – 両目共に、「にじむ」、若しくは、「焦点が合わない」。そのため、文字を読みにくい。その具合は、特に左目に強いが、白内障に起因するものではなく「硝子体混濁」が原因であると考えていますが、術前より悪化したように感じられます。
  • 術後3.5ヶ月後 – 「にじむ」という症状は、随分改善されました。近くを見る時は、凸レンズ(老眼鏡)をかけますが、術後1ヶ月くらいでも、特に左目では、近くの焦点が合わず「にじむ」感じでしたが、現在は、右目はもちろんですが、左目も「にじまず」に焦点がほぼ合っています。術前より悪化したのではと心配していましたのが、両目でしっかり見ることができています。
  • 術後5日後 – 手術するまでは、遠くを見るのと同様に、近くを見る場合でも「霧の中」、若しくは「ガーゼがかかった」(紗がかかった)ような見え方でしたが、それは改善されて、「にじむ」ものの、はっきり見えるようになりました。右目の「網膜裂孔」に伴う「硝子体混濁」に関わるガーゼ状の浮遊物が、はっきり見えるようになった。
  • 術後3.5ヶ月後 – 硝子体混濁に関わる見え辛さについては、右目の網膜裂孔が酷かったことから、その残骸の「ガーゼ状」のものは、従前よりはっきり視認できる様になったと思われます。それは、白内障が無くなったことで、はっきり、くっきり見えているためと思われます。ここは、仕方ないと思って諦めました。

まとめ

白内障手術直後の3.5ヶ月後での見え方について記録ました。「安定するまで1ヶ月から3ヶ月かかる」とドクターから言われているので、その経過を記録しました。

総評としては、最も懸念していた「にじむ」ことにより焦点が、どうしても合わないことについては、3.5ヶ月も経過して随分と改善していました。

今日、改めて、術後5日後の見え方の議論を読み返しつつ、1~2ヶ月後の状態も思い出しながら、今の状態を確認してみましたが、随分改善していることに、今更に認知しました。最近の生活を思い出してみると、不自由さを感じていなかったことに気がつきました。記録は、取っておくものですね。

以上

編集履歴

2020/05/29 はりきり(Mr)